2024年11月19日

【追悼】谷川俊太郎

御歳91だったそうな。もはや昇天というべきか。

ネスカフェのCMにも採用された「朝のリレー」が好きで、
それを台無しにした、安易な空素材と文字だけのCMが大嫌いで、
それからネスカフェは飲まなくなった。
僕はまだ怒っている。


谷川さんの詩は、満州みたいな匂いがする。
満州行ったことないけど、
自然が厳しくて、でもなんだか理想を見てる人がいて。
機械文明やネット文明に侵される前の、
地球と生きてた人類の匂いがする。
行ったことあるのでは、北海道が似ている。
満州はもうないから、
それを味わうにはもっと遠くに行く必要があるかもだ。
田舎はいい人なんじゃなくて、素朴なだけだ。
だから素朴な悪いこともあり、素朴な馬鹿もいる。
それも含めて人類だ。

人がそこにいて、人類がそこにいる。
それだけで詩になると、谷川さんは教えてくれた。
僕も詩人になりたかったな。

僕がコピーを書くときは、いつも谷川さんを基準にする。
それくらい簡単なことばで書いてるかと。
たかが企業の矮小なアピールを呑み込めるほどの、
小さな、大きなスケールで書いてるかと。

これからも水準器であってください。
posted by おおおかとしひこ at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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