2025年03月25日

カメラマンの「アゴ引いて」は禁止!

笑った。が、プロとして笑えん。
https://x.com/mumei10101/status/1903392033127170149

「アゴ引いて」を禁止しよう。
これは、顔の面が上向きになっている、という警告だ。
ヤンキーが「ア?」って言う時みたいになってるってこと。


だから顔の面を垂直にするといい。
これは、座り方が間違っている。

骨盤をちゃんと立てて座って、
背筋をのばして肩甲骨を締め、首を伸ばし、
頭の上から吊ってるように軸を通せば良い。
手は膝の上。面接の時の姿勢だね。

なぜちゃんと座れてないかを、カメラマンはわかってない。
「知らない人の前で緊張してるから」だ。
つまり、「浅く座ってるから」が答え。

緊張はアゴという末端に現れるかもしれないが、
末端を直しても緊張という根本は取れない。
「浅く座ってるから顎が出ている」と、
原因と結果を示すべきなのだ。
なんで浅く座るのか?お前が緊張させてるからだよ。反省しろよ。

そもそもファインダーの中のアゴを気にするなよ。
ファインダーの外の姿勢が原因だろうよ。
カメラの中で事件は起こっているが、
原因はカメラの外にあるんだぞ?


あと、あんたがセットした三脚の高さが、
被写体の最適な高さにあってない可能性が高い。
被写体より高いんだよ、レンズが。
だからみんな顔を上げて上見ようとしちゃうんだよ。
お前が下がれ。命令してんじゃねえ。

座高がバラバラな人を撮るのに、
椅子も三脚も一定なの、
変だと思ったことないの?




昔弊社が偉い写真家に金を払って、
社員証の写真を撮るイベントがあった。
高名な写真家ですらアゴ引いてって指示出すんだ、
と失望したことを覚えている。

姿見の位置が悪くて、次の人のために直そうとしたら、
「そういうのはいいんで」とアシスタントに怒られた。
「てめえ被写体の気持ちになってんのか」と、
その場で喧嘩しなかったことを今でも後悔している。
(朝イチでテンションが低かったのが敗因)

その写真は紙焼きで配られたけど、
緊張させられた自分が嫌で、
カメラマンの腕も下手で、その場で破って捨てた。


ヘタクソカメラマンの条件がひとつだけある。
緊張させちゃう人。

何を撮りたいんだ?その人のベストの顔だろ?
posted by おおおかとしひこ at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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