2025年05月25日

【薙刀式】指の運動性能のばらつき

訓練された人でない限り、
素人の指には限界がある。
これがブラインドタイピングを困難にしている理由だ。

そもそも標準運指の30キーですら、
僕は素人が完璧にできると信用していない。


以下利き手は右とする。
左利きのことはよくわからない。
以下と議論が対称になるかもわかってない。


まず左薬指が一番動かない。
すばやくないし、思い通りに動かないし、
正確でもないし、耐久性も低い。
左中指と混同しやすいし、一緒に他の指も動く。

小指は思い通りに動くが、
弱いしすぐに痛くなる。
指単独では難しく、手首の援用が必要。

逆に右人差し指は一番器用で耐久性が高く、
信頼できる。

ただ標準運指で、中指の倍働かされるほど、
強くはないと思う。

TYは無理をさせすぎる。PQもだ。

中指下段は打ちづらい。
薬指下段は中指下段ほどじゃない。


僕は、この指のまま、
使える配列がほしかった。

とくにタイパー的な、ピアニスト的な、
訓練された指が前提になるのはおかしいと思ったわけ。

貧弱な素人でも、自転車くらい乗れる。
もちろんプロの自転車競技者にはならないし、
メッセンジャーを全員がやるわけではない。

そのくらいの感じで、
ブラインドタッチ標準運指30キーを、
誰も考えていないのではないか。


新配列には二方向ある。

ある程度鍛えられた指を前提として、
高速を目指す配列。
素人の指のまま、
とくに鍛えることもなく、
そのままふつうに使える配列。

僕は後者をめざしたい。
僕はタイピングが嫌いで、楽器も嫌いだからだ。
嫌いなのには理由があって、できないからだ。
できないものを好きにはなれないよな。

好きな人がいて、極めたいというのは止めない。
下手の横好きがいるのも止めない。

だが、下手で嫌いな人でも、
自転車に乗れる程度になれる配列が、
世の中を救うと僕は考えている。

そう思って薙刀式をつくった。
下手でできない僕が使う前提だ。

だけど同時押しが苦手な人もいるらしい。
3キー同時が苦手だという人もいる。
まあそういう人はカタナ式でいいかもしれない。



ブラインドタッチ標準運指は、
自転車並みに誰でもできると思う。
格子配列と、簡単な新配列があれば。

左ロウスタッガードのようなねじれた物理キーボードや、
不自然に指を立てて押すキートップの機構や、
それ前提で重たい押下圧に調整されてるスイッチや、
全体的にシリンドリカルになってるお椀型前提が良くない。
なにより、素人の指で扱いきれないqwertyローマ字がよくない。

僕は、国民全員が標準キーボードで、
qwertyローマ字でブラインドタッチせよ、
というのは、
国民全員が自転車でバク転せよ、
というくらい無茶振りだと考えている。

まず薙刀式だろ。
まず左右分割格子配列だろ。
まず軽いキースイッチだろ。
まずオールコンベックスキーキャップだろ。


下手にヘンテコな技能を育てたから、
コンコルド効果で、
人はqwertyから離れない。

そんな指は育てなくていいと思う。
それよりも、
いい文章、わかりやすい文章、
感動する文章、笑える文章を、
書く技能を育てるべきだと思う。

指はバラバラなのだ。
それでも使える道具をつくるべきだ。



多くの人は、僕ほど書かないから、この歪さに気づかない。
僕ほど書く人、僕以上に書く人は、
薙刀式ほか新配列、自作キーボードで、
自衛するべきだ。

なぜなら、たくさん書かない人が、
現行システムをつくったからだ。
リアルフォースもHHKBも、たくさん書く人がつくってないよ。
(ギリギリ30gモデルはセーフだが、
所詮はqwerty前提だしな)
posted by おおおかとしひこ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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