簡単にキー配列を変えよう、とはいうものの、
楽々配列変更!なんてわけにはいかない。
楽々東大合格!があり得ないのと同様、
配列を簡単には変えられない。
だから誠実な人ほど、うーんと歯切れはよろしくない。
おすすめだけど気軽にはなぁってなる。
だからビビるのもよくわかる。
だけど、1〜2ヶ月で出来るという点では、
東大合格より遥かに簡単だ。
1〜2ヶ月で、というのは人によるし、
環境による、としか言いようがない。
正しい努力(自分流ではなく、経験者がいうことを真に受けて)
をコツコツ続けられる人や、
たまたま才能がある人は、早い。
その配列しかガッツリ使わない環境だと、早い。
人によるけど、3日で動かせたとか、
1週間で困らなくなったとか、
3習慣でqwertyを超えたとかは聞いたことがある。
遅い例だと、
1年経ってようやく、という話も聞く。
相性や環境や才能に左右されるのは、
東大合格と似たようなものだ。
ただひとつ言えるのは、
マスターすることは人間に可能なこと、
ということだ。
漢直だってマスターする人がいるからね。
全然違う配列にすると良い、
という話はよく聞く。
仮にZXだけが変わってる配列があるとしたら、
アンドゥを一生間違いそうな気がする。
「ほんの少しだけ変わる」のに、
神経回路は弱い。
「ガッツリモードチェンジ」のほうが、
適応しやすいはずだ。
仮面をかぶった別人格になる方が楽で、
ちょっとだけ違う人格を演じると、
途中でどっちがどっちか、わからなくなるだろうね。
それをやれてる人が多いなら、
まあできるやろ、と思ってよい。
自転車に乗れるとは、
それが出来なかった頃から見ると信じられないが、
今は普通に無意識化されている。
そんな感じ。
仮にその配列を使わなくなって、
qwertyに戻れるのか?
という心配をする人もよくいる。
新しい配列が使えるのだから、
qwertyという新しい配列をマスターすればいいだけの話よ。
1回やったことがあることは、マスターするのも早いのは、
他のことで経験したこともあるだろう。
あと興味深いのは、クロストレーニング効果があること。
qwertyから別配列に行った時、
qwertyの能力が失われ、
目減りするのでは、という心配はよくあるのだが、
なぜか「却って速くなる」ことがあることが知られている。
共通部分が使われることはなんとなく分かるけど、
qwertyで使われなかった部分がほかの配列で使われて、
qwertyの弱点を補完するように指が動くようになるのでは、
と考えられる。
(競技タイパーが頭打ちになっているとしたら、
一旦自分の運指を壊すために試すべき方法論かもしれない。
元以上になるかは保証できないが)
配列を変えることの経験はほとんどの人にはないので、
思い通りに文字が出てこないイライラは、
何物にも耐え難い苦痛となる。
でも「新しい義手をつける」みたいな技能であることを考えると、
まあそこそこかかるだろうな、
ということは想像できよう。
結局は、「新しい神経網を伸ばす」ことをやるのだ。
一朝一夕には難しく、
数週間、体が生まれ変わるまではかかることは理解できよう。
つまり、東大行くより簡単だ。
神経網だけでいいんだからね。
心臓を捧げるまでもない。神経を捧げるくらいの感覚だね。
2025年06月08日
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