2025年06月08日

【薙刀式】キー配列をマスターするのは簡単ではないが難しくもない

簡単にキー配列を変えよう、とはいうものの、
楽々配列変更!なんてわけにはいかない。
楽々東大合格!があり得ないのと同様、
配列を簡単には変えられない。

だから誠実な人ほど、うーんと歯切れはよろしくない。
おすすめだけど気軽にはなぁってなる。
だからビビるのもよくわかる。
だけど、1〜2ヶ月で出来るという点では、
東大合格より遥かに簡単だ。


1〜2ヶ月で、というのは人によるし、
環境による、としか言いようがない。

正しい努力(自分流ではなく、経験者がいうことを真に受けて)
をコツコツ続けられる人や、
たまたま才能がある人は、早い。

その配列しかガッツリ使わない環境だと、早い。

人によるけど、3日で動かせたとか、
1週間で困らなくなったとか、
3習慣でqwertyを超えたとかは聞いたことがある。

遅い例だと、
1年経ってようやく、という話も聞く。
相性や環境や才能に左右されるのは、
東大合格と似たようなものだ。

ただひとつ言えるのは、
マスターすることは人間に可能なこと、
ということだ。
漢直だってマスターする人がいるからね。


全然違う配列にすると良い、
という話はよく聞く。
仮にZXだけが変わってる配列があるとしたら、
アンドゥを一生間違いそうな気がする。
「ほんの少しだけ変わる」のに、
神経回路は弱い。
「ガッツリモードチェンジ」のほうが、
適応しやすいはずだ。

仮面をかぶった別人格になる方が楽で、
ちょっとだけ違う人格を演じると、
途中でどっちがどっちか、わからなくなるだろうね。

それをやれてる人が多いなら、
まあできるやろ、と思ってよい。

自転車に乗れるとは、
それが出来なかった頃から見ると信じられないが、
今は普通に無意識化されている。
そんな感じ。



仮にその配列を使わなくなって、
qwertyに戻れるのか?
という心配をする人もよくいる。
新しい配列が使えるのだから、
qwertyという新しい配列をマスターすればいいだけの話よ。

1回やったことがあることは、マスターするのも早いのは、
他のことで経験したこともあるだろう。


あと興味深いのは、クロストレーニング効果があること。
qwertyから別配列に行った時、
qwertyの能力が失われ、
目減りするのでは、という心配はよくあるのだが、
なぜか「却って速くなる」ことがあることが知られている。
共通部分が使われることはなんとなく分かるけど、
qwertyで使われなかった部分がほかの配列で使われて、
qwertyの弱点を補完するように指が動くようになるのでは、
と考えられる。

(競技タイパーが頭打ちになっているとしたら、
一旦自分の運指を壊すために試すべき方法論かもしれない。
元以上になるかは保証できないが)


配列を変えることの経験はほとんどの人にはないので、
思い通りに文字が出てこないイライラは、
何物にも耐え難い苦痛となる。
でも「新しい義手をつける」みたいな技能であることを考えると、
まあそこそこかかるだろうな、
ということは想像できよう。

結局は、「新しい神経網を伸ばす」ことをやるのだ。
一朝一夕には難しく、
数週間、体が生まれ変わるまではかかることは理解できよう。

つまり、東大行くより簡単だ。
神経網だけでいいんだからね。

心臓を捧げるまでもない。神経を捧げるくらいの感覚だね。
posted by おおおかとしひこ at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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