1カナあたりの出現率×それに必要な打鍵数を、
足し合わせたもの。
JISカナ1.2、qwertyローマ字1.7。
おおむね概算できる。
濁音全体の出現率 10%
、。 5%
拗音 3%
半濁音 0.5%
を使うとよい。半濁音は無視できる。
JISカナ
濁音 2打
、。 2打(シフトを数える)
拗音 小書き部2打(シフトを数える)
で、単打に対して2打必要なものを足していくと、
1+0.1+0.05+0.03=1.18≒1.2。
半濁音や促音や「を」などを数えていないが、
まあざっくり計算は合う。
qwertyローマ字
あいうえおの出現率 15%
んの出現率 4%
なので、2打必要なものから引いていくと、
2-0.15-0.04-0.05(句読点)-0.03(3打鍵拗音)
=1.73≒1.7。
んはnnの時もあるが、概算とした。
カナ配列の場合、
単打面の出現率やシフト率が必要になる。
薙刀式の場合、
単打58%、シフト率24%くらいなので、
1×.58+2×.24+2×.1+1×.03=1.29≒1.3
くらいに概算できる。
半濁音や外来音など、
細かい計算がなくとも大体合うので、
小数点1位くらいまでは概算として使えるね。
親指シフトは「ローマ字の約半分」とか言うけれど、
実際に打鍵効率を計算すると1.4。
1.4/1.7=0.82なので、
「ローマ字の8割」までしかいえない。
8を5というのはかなりの詐欺で、
僕は悪質だと思う。
JISカナですら、
1.2/1.7=.71なので、ローマ字の7割までしか打鍵数は下がらない。
半分は言いすぎ。
わざわざ46キーまで打鍵範囲を広げてるのに直感と反するのは、
濁音、句読点、小書きが2打だからで、
そもそもローマ字がオール2打ではなく、
出現率の高い母音、ん、句読点が1打で、
合計3割あるからだ。
親指シフトは2重のトリック
(ローマ字はオール2打としていること、
シフトキーを数えずに、
濁点とシフトカナを1打と数えること)
を使って8を5と言い張っていて、
僕は悪質な詐欺だと思うよ。
薙刀式は1.3/1.7=0.76。
小数点1位までで考えればqwertyの8割になる。
打鍵効率的にそこまで得をしてるわけではないのだ。
これは多くの30キー範囲系カナ配列での標準的な数字だ。
じゃあなんでこんなにカナ配列が気持ちいいかだ。
やはり頭の中で日本語の単位文字=カナで、
ものを考えられるから、だと思う。
とくに薙刀式は、
メジャー文字、マイナー文字、
濁音、半濁音、拗音で、
すべて打ち方が異なるので、
異なるカナ種を異なる1アクションに割り振っているから、
手の動きがカナ種によって分けられているのが、
いいところのような気がする。
カナの種類は言葉によってランダムにあるわけではなく、
連濁などの法則に則っている。
清濁半濁、小書き、拗音外来音すべて同置だからこそ、
日本語の法則に沿って手の動きがあるから、
日本語を触っている感覚になりやすいのではないか。
ちなみに動作数でいうと、
拗音2文字を1アクションで打てるので、
1-0.03=0.97の打鍵効率になる。
カナ配列が打鍵効率だけを問題として、
ローマ字に対する優位性を主張するのは、
やや根拠に欠けると僕は思う。
いうても7〜8割にしかならないわけで。
打鍵範囲が46キーで7割か、
30キーで8割か、
の2択で考えれば、
JISカナを選ぶ人はいないんじゃないか。
総打鍵効率(同時押しを2打と数える)だけで考えれば、
カナ系30範囲新配列は、qwertyの8割程度にしか、
下がらない。
ただし同時押し系を1打と数えれば、
1/1.7=.59≒6割にはなるね。
おそらく同時押し系のほうが気持ちいいのは、
この6割という感覚によるものだ。
「気持ちいい」だけであって、
極限状態(たのんさんが出した秒7.5打以上の領域)
では速度効率は保証されていない。
ただ日常打鍵でそんなにはいかねえやろ、
というのが僕の経験則だ。
(カナでマックス5くらい)
僕が月配列をやらない理由がこのへんで、
なーんか打鍵数が多くて、
ジャラジャラ打ってる気がするのよね。
1回同時押し系に慣れちゃうと、
面倒になっちゃう。
なぜ新配列はよいのか?
を考える時に、
だから打鍵効率は根拠として弱いんじゃないかと思う。
もちろん、1/0.8=25%程度高速になるだけでも、
いいことなのかもしれないが、
もっと別のいいところを、
議論するべきではと思う。
qwertyローマ字に対して25%しか良くならないなら、
僕は薙刀式を選ばない。
もっと劇的に、3倍くらい良いと思ってるので。
たとえばqwertyローマ字は指の軌跡がごちゃごちゃだ。
これをもっと整理する、というのはひとつの目的だよね。
2025年06月06日
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