色々な新配列は、結局この問題に対して、
様々に別解を提案しているだけなのだ。
ローマ字、行段系: アルファベットは30に入る、
だが打鍵数が多くなる。1.7前後。
カナ: 30に入らないのでレイヤー化。
打鍵数は1.3前後になる。
ただしモーラは130前後ある。
漢直: かな漢字変換は不要に。
ただし2000漢字+カナをどうやって打つか。
40キーなら40×40=1600収録で妥協できるが、
30キーだとかなり大変に。
また、既存の漢直のカナ配列はけっこう貧弱。
30キーに対して、
26+α、
130、
2130。
ローマ字系は、
拡張入力として「ん」「っ」、
二重母音、撥音拗音拡張のオプションがある。
あと英語にどれだけ配慮するか、
ショートカットにどれだけ配慮するかのオプションもある。
カナ系は、
濁点後置、清濁同置、別置、
少書き同置、別置、
拗音拡張ありなし、外来音拡張ありなし、
などのオプションがある。
漢直は、オプションを分類できるほど、
配字理論をよくしらない。
カナが「50音」と嘘をついてるのがよくない。笑
30に対して「いけそう」と思えてしまう。
実際には130モーラあって、
それをどう工夫するかを、
設計し始めた時点で気づいてないことがとても多い。
(僕はわかってなかった)
薙刀式はたまたま無謀で拗音外来音拡張をしたら、
うまく行った配列だ。
半濁音or少書き同時押しというオプションがあって、
それとイ段カナを同時押しすれば?
なんて発想でうまいこと行った例だ。
そうしたたまたまのブレイクスルー圧縮がないなら、
地道な実装しかないかもしれない。
一番地道なのは、
46キー範囲で単打、濁点後付、少書きはシフト
(しかし句読点、促音、ヲはシフト側という微妙仕様)
のJISカナだ。
これが使いにくいから、
様々な配列が30キーに圧縮する方法を模索せざるを得なかったのだ。
30キーで楽な配列はなにか?
まだその答えは決まっていない。
何が楽なのかに関して、
人によって異なり、
共通する理論がある保証がないからだ。
だから新配列は、
そのもっともらしさで理論武装するしかなく、
検証は公正とは言えない。
(コピー打鍵の短期速度しか検証手段がないため)
僕は薙刀式っていうけど、
ほかの人は親指シフトといったり、
新下駄といったり、
漢直というだろう。
僕はまだ議論百出の段階だと考えている。
ある配列がほかの配列よりすぐれている、
と言いたいなら、
根拠を並べて説得力がなければならない。
速度結果はひとつの説得力だが、
ほかの配列と比べてなぜそれが速いかの理屈がない限りは、
客観性、共有性を持たないだろう。
つまりは、
そこそこ速くて疲れない人たちが、
それぞれパフォーマンスを見せて、
なぜそれが良いかを議論できる必要があり、
それが真実なら検証できる必要がある。
そうして、
切磋琢磨が進むといいよね。
2025年07月12日
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漢直(k-code)使い始めて気づいたこととして、漢字以上に普段使わないひらがな、カタカナが結構あるということ。
そして、覚えてない漢字の読みに、そのほとんど使うことのないひらがなが含まれていて、ぱっと思い浮かばず入力できない時、調べて探しての入力になるところ。
TUT-Codeを参考にもしもの時のためにひらがなは規則性を持たせるのも有りかと思ったけど、
k-codeではそうしなかったというのがはっきりとした弱点の一つではあるかも。
(ここでいう貧弱性は、単に忘れた時に思い出せないってことだから、記事の貧弱とは全く意味が違うかもですが。)
規則性のあるやつならphoenixだろうけど、
今度はカナ同士の連接がなー、
となってきそうですね。