2025年07月14日

【薙刀式】右手下段と多様性

Twitterから。
> 大西配列なるものを試してみたが、これは無理
> 普段右手の下段なんか文字入力で使わないから違和感MAX
> やはりQWERTを捨てて独自配列にする人の気持ちが1%もわからない

人のわかりあえなさをうまく示しているツイートだ。
「私は私にないものに違和感がある」
「だから私は、他人の気持ちがわからない」
と言っているに等しい。
これが経路依存の原因だ。


物理的には、
右手下段を練習すれば使えるようになる。

そもそもキーボードの30キーを、
等価に押せる練習をしてる人はいない。
qwertyローマ字では、
Q、XCV、;/は使わないことも大きい。

なので、練習すればいいじゃん。

僕はqwertyの洗礼に染まってなかったので、
下段が格別押しにくいと思ったことはあまりない。
ホームポジションから1Uなんだから押しやすい方でしょ。
むしろ、TYとか、QP小指のほうが押しにくい。
ロウスタッガードならBもか。
小指外や数字段はもっと無理なので、
僕は36キーキーボードに舵を切ったし。

こうした、
「ホームポジションを基準とした世界」を、
そもそも見てないから、
使ったこともないところに違和感を覚えるのだろう。
そりゃ当たり前だ、使ってないんだから。


そして違和感を覚えたあとに、どう判断するかなんだよね。

これを不思議と思わない人もいる世界があると思うか、
違和感があるからこれ以上理解することをやめるか。


経路依存というけれど、
つまりは人は勢いがついてるなら、
それをめったに変えようとしない、
ということを言ってるに過ぎない。
デブになるのを分かっててもお菓子をやめられず、
太って死ぬのに似ている。


別にqwertyが苦痛でないならそのままやればいい。
だけどqwertyが不条理だと思い、
脱出したい人はそこそこいる。
気持ちが分からなくてもいいので、
あなたが感じた違和感のようなものを、
逆にqwertyに持っている人がいることを、
想像してみることだ。

そして違和感を抱えた同士が、
理解し合えないまま共存する社会を、
想像することである。


多様性というのはそれがゴールだが、
感情レベルでそれを認めることは難しい
(理解できない人がいるのは怖い、不気味)ので、
理性レベルで認めるしかない。

僕はqwertyは不条理で不合理で、
それを使い続ける人の気持ちは1ミリも理解できず、
惰性で生きてる人にしか見えないが、
生存権や人権は認めている。

そういう風に多様性を進めたい。


理解し合えない→多様性を認めないの先は、
全滅するか、改宗するまで殺し合うことだ。
それはよくないよねと、人類は理性で学んだはずだ。
posted by おおおかとしひこ at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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