2025年07月15日

【薙刀式】拗音同時押しは、音合成か文字合成か

薙刀式の拗音同時押しは独自であり唯一である。

し+よ=しょ、し+゛+よ=じょ、
ひ+や=ひゃ、ひ+゜+や=ぴゃ、
などのように、2キーまたは3キー同時押しで、
1拗音を1アクションに合成する方法だ。

僕はこれ、
なんとなく音要素の合成=和音みたいなつもりで作ったんだけど、
よくよく考えてみると音ではなく文字の合成のようだ。


ラクダエンさん:
> かな入力をいっぺん文字ベースとモーラベースで分けるべきだと思ってて
(略)
> 薙刀式がどっちかなんだけど、合成は文字ベースだと考えてる。
> 同時かつ順不同であっても覚え方はそうだし、キャは音声的にヤと関係ないしね。

おや、そうなんだっけ、
音的な合成だと思ってたんだがなー、
と拗音の歴史を調べてみる。

イ段にしかゃゅょがつかない理由は、
jの音を表現してるからだそうな。
つまり、ja、ju、jo
(jはジェイ音ではなく、発音記号でのy音)
をkにつけるから、
表記上、きゃきゅきょになったそう。

そもそも拗音は和語にはなく、
漢字の輸入時の音写で生まれたそうだ。

ki+ja=きや(古語)→現代語できゃ表記

という経緯があるらしい。

古語レベルでは一応音ベースなのかねえ。


ただ「し」はshiなのかsiなのかとか、
ややこしい所に入りそうなので、
「文字要素の合成」と、
割り切ったほうが、
整理がしやすいかもしれないね。

shi+ja=現代語でしゃ
だけど、
si+ja=表記なし(あえて書くとスィャ?)
になるよなー。

ということで、
この辺の発音を厳密に考えるのが面倒なので、
文字要素合成派閥に分類でいいと思います。笑


我々は厳密に音を考えて、
それを音写して文字を書いてるわけでもないと思うが、
脳内発声あり派の人は矛盾をたまに抱えないのだろうか。

僕なにも知らない頃「し」「ち」をshi、chiで打ってたのね。
si、tiはまだ違和感がある。発音とあってないやんと。
この時点で、ローマ字に脳内発声が自分にあるなと気づいた。


僕はカナを打つ時、手描きの時は脳内発声なしなので、
「それはそのように表記する」ことに特に違和感はない。
概念には文字表記と発音があり、
それが多少バラバラでも首尾一貫性が崩れてるとは、
あんまり思わないんよね。

英語は表音文字ではないことで有名で、
fish=ghotiが同じ発音になるような滅茶苦茶さがあるのは、
よく知られている。


ん?
じゃ、発音に寄り添ったカナ配列ってあるのか?
清濁別置系、拗音別置系は、まあそういうことかなー。

薙刀式は同置にこだわったからこそ、
発音よりも文字表記合成なんだろうな。

ときどき、などの連濁、
いっぱつ、などの連半濁なども、
同置であるべき、
ついでに拗音も外来音も同置であるべき、
というゴリゴリ思想だしなー。


時々ある拗音だけマトリックス配置(音優先?)で、
カナはカナで置く、
というカナ配列があるけど、
実用上の理由はわかるんだけど、
なんか文字優先と音優先が混じってるような気がして、
僕は触手が伸びなかったのよね。

その辺の感覚が、
全部同置で統一したろ、
という発想に繋がってるのかもしれない。



薙刀式以前に、全部同置
(清濁半濁、小、拗、外来の全て同置)
にチャレンジした配列はなかったので、
薙刀式が達成した偉業ではある。

それ以後にも全部同置を実現した配列はないので、
やっぱ薙刀式はカナ新配列の歴史の、
突然変異的な存在なんだろうな。


脳内発声あり派から見たカナ配列の体系は、
また異なった分類となるだろう。
そのうちラクダエンさんが分類するさ。(プレッシャー
posted by おおおかとしひこ at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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