打鍵感は打った瞬間のみの感覚ではない。
そこから振動がどう指に伝わり、
どのように全体として感じられたか、という感覚だと思う。
興味深いことに、
キーキャップの表面の粗さで、打鍵感が変わることを発見したのでメモしておく。
今3Dプリントで出したPA12GBという素材の、
オールコンベックスキーキャップをテスト中だ。
テスト目的なので、
左手側だけだけ磨きを入れて、
右手側は磨いていない、表面の粗い状態のままで使っている。
で、左右を取り替えたりしていろいろ打ってみた結果、
表面が滑らかなほうが打鍵感がよく、
粗い方が戻り時に反射が多く、ぶれている感じがしたのだ。
いや、表面の滑らかさでスイッチの振動が変わるかよ、
と思ったのだが、
感覚器としての指が感じている感覚だから、
「指離れ」の感覚があるのでは?
などと思ったわけ。
僕は野球をやらないので分からないが、
ピッチャーが玉を離す、そのリリースの瞬間でスピンが変わり、
変化球が変わるらしい。
ということは、指離れの感覚は、
結構重要じゃね?と思うわけだ。
滑らかな表面だと、指離れがスムーズで、
打った、戻った、だけの感覚になるのに対して、
粗い表面だと、凸凹している部分が指を離してもまだ接触していて、
キーキャップの振動が指に伝わり続けるのでは?
という仮説。
数ミリ秒の話だと思う。
しかし打鍵というものは秒5打であるから、
1打200msなわけで、
200分のいくつかは、結構検知できそうだ。
また、全体動作はもっと短く、押してから戻るまでは100msを切るかもしれないので、
100分のいくつかは、結構感じると思う。
打鍵感とは、
「打鍵したときにどうか」ということなので、
打鍵時間全体に対する影響の大きさが、
打鍵感が変わる感覚、
ということになるだろうからね。
ということで、おそらく、
指離れが悪いと、
打鍵の余計な振動を指で感じ続けることになり、
打鍵感がすっきりしない、
というパターンになるのでははないか。
ためしに、超速く打鍵したら、粗いほうの不快さは消え気味になる。
速すぎて検知できないレベルになるのだろう。
ゆっくり打つと、結構差が激しくわかるね。
キーキャップは材質や厚みやプロファイルが問題になることが多いけど、
指離れの良さ(材質、表面滑らかさと形で変わるだろう)
というファクターも加わるのではないだろうか。
2025年08月02日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック

