昨日まで撮影だったんだけど、
久しぶりに全力出した撮影で、
そういう時って俺、大体スタジオに最後までいるんだよね。
セットが解体されて、
全部が運び出されて、
何にもなかった空のハコになるのを見てるのが好きなのね。
撤収を手伝うのも好き。
いうて機材にはしまい方があるから、
各々の部署に任せるんだけど、
そこまで運ぶのに一緒に持つとか、
誰でもできるバミリはがしとか、放置ペットボトル片付けとか、
落ちてるコンテを拾ってまとめるとか、よくやってる。
祭りのあとの、後片付けに似ている。
夢のような何日間かがあって、
それが元の日常に戻っていって、
夢が解体されていくのを眺めている。
学生映画やってたときも、
最終上映を終えてフィルムを巻き戻してるときに、
同じことを感じていた。二度と上映されないこの結晶のことを。
悲しくはない。充実感だけが胸にある。
俺の夢から始まったこの世界に、
また夢を見てここに来ようと思う。
人生の最後の日も、こうありたい。
たぶん、いい脚本を書き終えた時もそう。
城戸賞に出す今年の脚本は、
もうそういう状態になってて、
まだ余韻を楽しんでる状態かな。
誤字脱字探しはしとかなきゃ、
と思うんだけど、あの祭りの中に入ったら、
また楽しみたくなっちゃうしなー。
2025年08月04日
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