2025年12月19日

何本かは書けるが、そのあと

賞を取ったけど、それで燃え尽きたのか、
それから書かない人がいる。
何本か書いて、それで終わる人もいる。
なんでやろ。
自分の中から書きたいものを選んでいるからじゃないかな。
それは、全部吐き出したらおしまいだもんね。

自分の中はしょせん有限だ。
だから、
「書きたい」というのは、
吐き出したい欲望に過ぎないのだ。

そうじゃない。
ほんとうの「書きたい」という欲は、
自分の中じゃなくて、
外にあるべきだと思う。

それは自分の中にはないが、興味深いテーマだったり、
自分の外にある何かを描くのだ。
つまり、
あなたはスケッチ旅行をする絵描きになるべきであり、
カウンセラーに話す自分の話を選んでいるべきではないのだ。

そうでないかぎり、
必ずネタは尽きる。
あなたが有限である限り。


あなたはいろんな話が自分を通りすぎる、
単なる媒体である。
あなたの話をするのではない。
自分の話はしていないのに、
どんどん話があなたを通過していくのが理想だ。

そうすると、次に書くべき話を、
「さがす」ことになるということが良く分かる。
「自分の中でまだ書いていないところを探す」と、
そのうち何もなくなる。
そうじゃなくて、
自分の外に興味深いものがあるときに、
「次を書こうと思う」になるはずだ。


なぜ書くのか。
あなた自身を理解してほしいから、
だと一本至高のが出来たらおしまいだ。

これ、おもしろくない?
と他人にお勧めしていくようになると、
次も、次も、書けるようになる。
好奇心は無限大だからね。
posted by おおおかとしひこ at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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