2025年12月08日

【薙刀式】世界の面白いバグフィックス

そういえばバグレポとそのフィックスの話で、
「バニラアイスを買った時だけ車のエンジンがかからなくなる不具合」
という意味不明なやつを解決した話が面白かったので引用する。
https://gigazine.net/news/20200511-vanilla-ice-allergic-car/


原因はヴェイパーロック。
バニラだけ時間差があったため発覚したのだ。
「他のアイスを買ったときはないが、
バニラの時のみある」という奇妙な現象が、
逆に特定の鍵になったわけよね。

つまり、エンジニアとは、
推理して実験して検証してるにすぎないのよ。
「そんなばかな」「無視」という態度ではなく、
「まず再現してみよう」と再現し、
「どのような不具合なのか」を範囲を絞り、
その不具合内容を詳しく調べて推理の材料にして、
「どのように条件を変えたら変わるか、
つまり問題を引き起こしているのはどの条件か」を、
消去法や組み合わせ法で特定していき、
最後にこれがあるとなしとで挙動が変わる、
まで突き止めて、
それはなぜなのかを探るわけだ。

この場合は、「そのアイスクリーム店の、
バニラアイスと他のアイスとの提供時間差」だったわけ。
そんなん知るかってオチだけど、
ヴェイパーロックという、
車には致命的なことが見つかって、
改良の余地が生まれたので、
この一家と調査したエンジニアは、アイス1年分もらえてもいいよね。


ほかにも面白い例がいっぱい載ってるので、
参考にされたい。

「不調なWi-Fiが雨の降っている時だけなぜかつながる」謎
https://gigazine.net/news/20240402-wifi-only-works-when-its-raining/
「IKEAの椅子に座るとPCの画面が真っ暗になる」という怪現象
https://gigazine.net/news/20230501-ikea-chair-monitor-chattering/
「朝7時にインターネットが突然つながらなくなる」という怪奇現象が1年半も続いた村
https://gigazine.net/news/20200924-old-tv-dsl-interfer/

一見怪現象にみえても、
法則性があればそれは科学で説明できる。
これをやるのがエンジニアだよな。

バグ取りってこの作業と同じなんよ。
だから再現性のある、法則性がわかるバグなら、
必ず退治できる。
調べることができるからだ。

すでにPCのシステムは「○○という知識で対処できる」
みたいには簡単ではなく、
複数のシステムが食い合う複雑な配線になっている。
なので、
知識だけでは対処しづらく、
法則性に対して起こってることを推理する力が求められる。

再現性も法則性もないのは、ギャンブルになっちゃうよね。
posted by おおおかとしひこ at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック