何かネタがあるとしよう。
そのことについて話すとする。
その場で終わって、何か会話を生んだとしよう。
でもそれで終わるだけの規模の小さなものは、
ストーリーまで発展しない。
ストーリーになるものは、
そうしたネタを何個〜何十個集めたものだろうか?
それも違うと思う。
関連しないネタをいくら数集めても、
ストーリーにはならないのだ。
それはギャグ百連発と同じである。
(吉本ギャグ百連発という伝説のビデオがあったなあ。
一発ギャグのみ百発並べるという、
吉本新喜劇を見てきた人にはたまらん内容であったが、
見たことない人は、何が面白いのかわからないものであろう)
ストーリーになるのは、
そのネタたちが、有機的なつながりを持ち始めたときだ。
あれとあれが関係している、
これとこれがつながっている、などだ。
そしてさらに、因果関係がストーリーになるのは、
「一本の、はじめから終わりまでのつながり」ができたときだと思う。
今また新作のアイデアを考えているのだが、
ブラジル農園とコーヒーの話と、
少年野球の話がネタ帳にはある。
だけど、散発的なものばかりで、
まだ強力な一本の筋にはならなさそうだ。
ここに、一本の強力な何かが生まれ、
頭から尻までを通して、
テーマを語れそうなものがつくれたら、
ストーリーになると思われる。
ネタ自体は面白そうなんだよな。
だけど、それらが点でしかなくて、
つまり飲み会で30分くらい話す程度のネタにすぎず、
2時間の集積した何かにはならなさそうなんだよね。
2時間語るべき何かになるなら、
それはストーリーになりそうだ。
少なくとも論文にはなるんじゃないかしら。
論文になるには、
有機的なつながり、因果関係と、
はじまりと終わり、結論が必要だろう。
それに加えて、ストーリーにするには、
主人公の動機と行動と結果と意味、
対立するなにか、
展開のいくつかの重要ポイント、
魅力的な登場人物、主要エピソード、
代表的な、そのストーリーのテーマを象徴する場面、
などがいると思う。
なので、ネタを集めても、その先ストーリーにはならないことが多い。
まずネタをつなげていって、
論文を書くくらいにはなったほうがいいかもしれないね。
論文というと大げさだから、
紹介記事1万字程度と考えたほうがいいかもね。
それを煮詰めているとストーリーが誕生するかもしれない。
2026年01月27日
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