なんでもかんでも悪いことを言えばけなすことになるわけではない。
批判とけなしの違いについて考える。
何が違うのか。
僕は、批判は「改善すべき点の指摘」だと考えている。
すべてが良いわけではない。
すべてが悪いわけではない。
それはすべての創作物に言えることだと思う。
完璧なものはない。
だから批判はなんにでもあり得ると思っている。
その中でも、強く直すべきところがあるものは、
強い批判にさらされると思う。
それは、欠点の指摘であり、
ひょっとしたら改善点の指摘も含むかもしれない。
つまり、批判は前向きだ。
一方、けなしは、単にけなしているだけだ。
悪いところを悪いと言っているだけで、
糞を糞と指摘しているにすぎない。
でもそれでも正しく見ているのなら、
批判に含んでもいいかもしれない。
悪くないところもけなしているのか、
ということが大事かもしれない。
単に人格攻撃とか、
悪くないのに悪いと言っているとか、
作品の出来を正しく見ていないことが、
けなしだと僕は思うね。
すべて褒めるところがない、糞である、
というのは批判だ。
もし褒めるところが少しあるかもしれないが、
大きくは褒めるところがないなら、
それは正しい批評ともいえる。
たとえば実写映画「進撃の巨人」は糞である。
「シンゴジラ」は在来線爆弾は面白いが、
それ以外の人間ドラマは糞映画だ。
描写だけでドラマは存在しないからだ。
これはけなしているのではなく、
事実を述べているだけだ。
事実陳列罪に問われる場合もときにはあるが。
しかし、庵野は狂ってるとか、町田は人格的に問題がある、
というのはけなしに値する。
作品と関係ないからね。紐づいてはいるけど。
批判を、けなしにとらえるべきではない。
また同様に、
けなしを批判にとらえるべきではない。
あなたが今後プロとしてやっていくならば、
いや、アマチュアの間でも、
批判をたくさん受けると思う。
けなされることもたくさんある。
それと、どう付き合うか、ということだ。
正しい批判ならば、甘んじて受けよう。
改良点を探し、
改善できるならしよう。
批判はいわば助け船だ。
穴があるところを指摘してくれているわけだ。
穴が開いている舟は沈む。
沈む前に警告があるなら、
沈まなくて済むかもしれない。
批判はあなたを攻撃しているのではない。
あなたを助けているのだ。
もちろん、作品は攻撃されている。
つまらないからだね。
しかし、それは、あなたの人格や才能とは関係ないということだ。
単に、その作品がつまらないだけだ。
一方、けなしは無視してよい。
正しくない批評はけなしだ。
批評にすらなっていないものもけなしだ。
それは単に恨みを買った、
というだけのことである。
人間、生きてても恨みを買うことはあるので、
ステージに立つ者は、普通の人間よりも恨みを買いやすい、
ということは自覚しておくべきだ。
それを有名税と言ったりする。
それがあるのはある程度しょうがないと思いなさい。
そして、それが批判でなくけなしであるならば、
それは無視してよい。
つまんねえ、存在価値がない、
ですら、それは批評になることがある。
単に自分の気に食わない意見だから無視してよいわけでもないし、
必要以上に大きくとらえて落ち込むこともない。
批判との付き合い方を身に着けていくのも、
プロとしてやっていく処世術である。
もちろん、
人によって批評するポイントが全然異なることがあるので、
全員の言うことを聞いても、
完全体になるとは限らない。
むしろ、
完全体になるには、
そのすべての批評を超えたところに答えがあることが多いので、
それ以上のことを考えなければならない。
けなされても無視せよ。
批判されたら、
それ以上の視座から、全体を見渡せ。
2026年04月11日
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僕としては、完全なオリジナル作品は存在しない
何かに影響を受けてるものだと思ってるし、
既存の〇〇作品に似てる というのは、褒めたつもりであったのですが...
大岡作品は〇〇作品に似てると言われると、気分を害されますか?
>既存の〇〇作品に似てる というのは、褒めたつもりであったのですが...
ふつうはけなし言葉です。
○○のパクリかよ、
あるいは、見てないでそれを作ったつもりになってても、
向こうが先行者だろという意味ですよね。
「〜に似てるから良いです」
にしないと伝わらないと思います。
>大岡作品は〇〇作品に似てると言われると、気分を害されますか?
くそー、似てしまったかーと悔しくなりますね。
なんで気づかなかったのだ、不勉強である、
また勉強し直しかーと思うと思います。
あるいは、「バレたかー」ってなることもありますw
影響を受けてるやつはやっぱり好きなので。
返信ありがとうございます。
以後、発言には気をつけたいと思います!