なんとなく経験的に、
映画で一番集中する時間は7分半だと僕は言っている。
それをうまくつくるために、
脚本上でも7分ブロックをつくっていく、
という話。
集中する7分、それから弛緩する。
また集中し始めて7分たったら弛緩して次へ。
その1ブロックをつねに7ページで構成すると?
ということだ。
7×4=28分だから、
これが4回あると、大体2時間ということだ。
最初の7×4
事件が起きる。主人公が巻き込まれる。
主人公の日常があり、それが一変してしまう。
最初は嫌がっているが、
自ら解決へ乗り出す(第一ターニングポイントの山)。
主人公の周囲を描きながらそれらを描き、
あとで使う伏線も仕込んでおく。
次の7×4
非日常世界へ。冒険。
Bストーリー。障害のクリアを2つ。
そのうちミッドポイントのヤマがある。
次の7×4
かりそめの勝利または敗北を受けて、
次の展開へ。さらなるハードルがあがる。
死の予感があり、ボトムポイントがある。
そこから大逆転があり、
あとひとつクリアすればゴール、が見える(第二ターニングポイントの山)。
次の7×4
ラストバトル。
その段取りから描き、勝利条件を明確にし、
直接対決させる。
勝利したとき、何かが主人公の中で変わる。
ラストシーンは、日常へ帰っていく。
しかしその日常は最初の日常とはまったく違ったものに見えているだろう。
その変化が、主人公の変化であり、
それがテーマになるだろう。
こんな風なことを、
集中する7分間を4回で描くのだ、
と思うと、
書きやすいのではないだろうか?
30分、2時間、などというと途方に暮れるけれど、
7枚で書ける規模で考えれば、
そんなに大きなことは書けないことに気づく。
そして必ず7分の最後のほうに盛り上がりポイントをつくるようにしておけば、
集中力は高まり、
緊張が高まるに違いない。
書けなくなったときに、
参考にされたい。
7枚書けばいいんだよ。
逆に、7枚しかそのブロックにないの?
って戦慄してもいい。
15分で書ける内容がわかってるほど、
7分で書ける内容ってとても短い。
よほど印象的なシーンにしなければならないわけだ。
リライトでもこれは使うべきで、
膨らんでボリューミーになったところは、
7分に切るべきなんだよ。
ざくっと切るか、少しずつ切るかはものによるけど、
たいていはざくっと切ったほうがいい。
7分で切り取れる本質に縮めたほうが、
本質があぶりだされやすくなるからね。
7の内訳は、
5分と2分でもいいし、
3分と2分と2分でもいいし、
1分と5分と1分でもいい。
案外そんなに選択肢はないことが分ると思う。
慣れたらその7枚を一日で書けることもあるだろう。
とはいえ、4×4=16日では書けないよねえ。
もちろん調子がよければ14枚一気書きとかあるけど、
次の日、反動でまったく書けなかったりするよね。笑
つねに7枚で勝負することを考えよう。
そうしたら、色々なことが整理されるかもしれない。
2026年04月05日
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