タッチのテーマ曲のこの歌詞が意味がわからないのは、
ずっとこすられてきたネタだけど、
「訳の分からない言葉を組み合わせると詩になる」
というのが80年代に流行ってたとわかると、
理解が楽になるよ。
パラダイス銀河とか、ギンギラギンにさりげなくとか、
NINJIN娘とか夢工場とか、
シャガールみたいな青い夜とか、今日人類が初めて木星に着いたよとか。
「スターダスト」という言葉が美しくてかっこよかった、
という当時の語感を知ってれば、
(スターダストメモリーズ、スターダストボーイズなど)
宇宙に放り出されたような孤独感を、
美しく詠んでいる言葉、と解釈できるね。
「あなたが告白しようとしてるのをじっと待ってるけど、
言葉が継げずに胸が張り裂けそうな様を見ると、
助け舟を出せるわけでもないし、
私は孤独を感じる」を、美しく詠んでいる。
そのわずかな1秒の刹那こそ青春だという、
とても美しい歌詞だ。
自分で歌うと気持ち悪いので、
カラオケで歌える女子がいたらいつもリクエストする鉄板曲だな。
ギターの前奏が大好きだ。ロックなんだよなここが。
当時はなかったけど、エモロックというジャンルなんだよな。
和也の死をどう乗り越えるか、
という大きなテーマを、
2人で乗り越えるのが、青春だなあ。
あだち先生は「バトンタッチ」の意味で「タッチ」というタイトルにしたけれど、
アニメ版のこの歌詞が南の立場で、
あと何回すれ違いを超えたら2人の心は触れ合えるのだろう、
というのが抜群にいい解釈で、
逆輸入された例だ。
こういう、
「別の角度から、原作と同じ解像度で本質に達したもの」
っていいよね。
僕は、あらゆる主題歌やキャッチコピーや宣伝は、
こうあるべきだと思う。
例としてよくあげるのは、
プリティウーマン、ゴーストバスターズのテーマ。
ロッキーやトップガンもいい。
嗚呼、全部80〜90年代の幸福な文化たちだ。
そうそう、これをヘンテコな実写映画にした、
犬童一心を僕はまだ許してない。
なぜ新体操を長澤まさみにさせなかったのか、
全くわからない。
僕らにとっては、コマネチよりも南だ。
ということで、星屑ロンリネスは絵にするとこうじゃね?
これはよく「訳の分からないものを前にしたときの気持ち」
として使われるが、
孤独であるという意味を付与すると、
あなたに遠すぎるという悲しみの表情にも見えるよね。
2026年03月07日
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