2026年03月10日

【薙刀式】謎のミスタイプ

Twitterから。
> 大西配列が手に馴染んできたせいか、スマホでeを入力しようとしてaを押すことが連発している

ん?
……ブラインドタッチを習得してないのでは……?


念のため配列図。

大西配列
・・・・・ ・・・・・
E・・・・ ・・・・・
・・・・・ ・・・・・
qwerty
・・・・・ ・・・・・
A・・・・ ・・・・・
・・・・・ ・・・・・

そして「スマホで」ということは、
少なくともqwertyはサイトメソッドだろう。

ここを混同するのはへんだ。

大西配列をブラインドタッチできるなら、
Eは小指でしかなくて、
「左端にあるやつ」という認識はないはず。

左端を押そうとしたけど、
おっとqwertyではAだったぜ、
というミスタイプは、
大西配列をサイトメソッドで打ってるとしか思えない発言。

つまりブラインドタッチで学んでいないので、
大西配列の使い方を間違えている人、
としか思えない。



大西配列、あるいはどの新配列も、
目で見て打つ用にはつくられていない。

だからそれ用のキーボードは無刻印でよい。
おさかなキーボードもそれ前提でつくられている。

キーボードは点字ブロックである。
見るものではなく触るものだ。
点字ブロックは黄色かどうか知らない、
触ったことしかないので、
というのが正しい点字ブロックの使い方だろう。


この考え方をどうやったら普及させられるのか、
マジでわからんのよなー。

qwertyローマ字を完全ブラインドタッチで使うことは、
実はかなり難易度が高いので、
「それと同じだ、見ても意味ない」と言っても、
伝わりづらいのよな。

無刻印前提のおさかなキーボードは、
デザインでそれを語ってるのが流石なんだけど、
たぶん読み取れてないだろうな。
(読み取っても読み取らなくてもいいように、
「カワイイ」でシールドしている)

サイトメソッドqwertyと、
ブラインドタッチ大西配列は、
全然併用可能だろう。

サイトメソッド同士、
ブラインドタッチ同士なら、
かなりの混乱があるだろう。
それにしても使い分けられることは知られているが。


この「サイトメソッドで学ぼうとする誤り」を、
どう誘導すべきかは、
新配列の課題の一つだろうな。

「配列図を暗記する」も同じく間違いなので、
「見た目の記憶に頼る」のが本能的なのだろう。

まず格子配列で、
「中指上段から人差し指下段」みたいな、
文字を介さない位置関係のみのブラインドタッチができれば、
いいのかしら。
それも苦痛な練習だな。
posted by おおおかとしひこ at 20:53| Comment(4) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 大西配列をブラインドタッチできるなら、
Eは小指でしかなくて、
「左端にあるやつ」という認識はないはず。

そこ(文字キー領域中段の一番左)にEがあるから、そこにある指(左手小指)で押す。というように習慣づけているだけで、最初から「Eは左手の小指」という覚え方はしていないと思います。
仮にそう覚えていたとしても、普段タイピングをしている時左手の小指がどこにあるかは考えるまでもなく明らかなので、スマホで入力する際迷わず左端のAキーに指が動いても全く不思議ではないかと。
「ブラインドタッチで覚えたならキーの位置はわからないはず」というのは「目を閉じて手で触ったものはどこにあるのかわからない。触れたという情報しかないからだ」と言っているくらい変な主張に見えます。

Posted by 3.14 at 2026年03月13日 01:01
>3.14さん

非常に面白い観点です。

> 「目を閉じて手で触ったものはどこにあるのかわからない。触れたという情報しかないからだ」

僕はこれなんですが。
指の位置はほとんどわかってないです。
基準位置(ホームポジション)からの相対位置しか指情報を取ってないので、
左小指が左端にいるかどうかも把握してないんですよ。
(もちろん頭で考えればそうだけど、
打鍵しているときには感覚としてはない感じです)

指の定位感覚に関して、
異なる流派がありそうですね。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年03月13日 09:14
>大岡さん
>僕はこれなんですが。

かなり大袈裟な例のつもりで書いたので驚きました。
「変な主張」というのは言い過ぎだったみたいですね。
Posted by 3.14 at 2026年03月14日 15:43
>3.14さん

この生理的な部分が違うから、
タイピングの仕方が違うのだ、
というのは、
ここ数年くらいの発見で、
複数の人によって検証されつつあります。
被験者がたくさんいるわけでもないので、
なかなか広まっていかさそうですが。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年03月14日 18:09
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