USBメモリはなぜUSBと略されるのか。
どちらかといえば凹側がUSBだろうけど、
凸側を凹側の名称で認識してしまいがちよな。
それにキレてたツイートが話題だった。
> 「USBメモリ」のことを「USB」としか言わない人がいて、「USBないの?」とか聞かれると「USBの何? USBケーブル? USBマウス? USBキーボード?」と遠回しに聞き返しても「違う、USBだ!」とキレるんだけど俺何か間違ってるであろうか
> ちなみにちょい前TV報道でもUSBメモリのことをUSBと言ってたゾ
https://x.com/calmicco/status/2032185663538475249?s=20
これに反応して続々と似たような例が出てきたんだけど、
共通点見つけたわ。
> エレキギター→エレキとか、ホットコーヒー→ホットとか、スーパーマーケット→スーパーとか。
> 個人的に一番酷いと思っているのは「ギガ」
> 通信容量の単位であるバイトが大きくなった際の接頭辞だけで呼称。
> WikipediaをWikiって読んじゃうみなさんこんにちは!!
> 「携帯持ってる?」と聞かれて「携帯する何?携帯トイレ?携帯ハブラシ?」とか言い返されたときのことを考えると「いや携帯だよ!」とキレる気持ちも分かる
> 私の周りには「ハードディスク」の事を「ハード」と呼ぶ人が複数人います。文脈からハードディスクの事だと理解できますが、一瞬思考が止まります。
> 「ピアノ」って元は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」って言って「強弱対応鍵盤楽器」くらいのニュアンスなんだけど、それを「弱」って呼んでるんだよね。
結構収集できたな。
これぜんぶ共通点があって、
「人はややこしくて理解不能なものがあるときに、
冒頭から切れのいいところまでをはぎとって、
略称にする」
ということだね。
そして日本語の音節構造から、
それは3〜4が多いね。
USBメモリ→USB
エレキギター→エレキ
ホットコーヒー→ホット
スーパーマーケット→スーパー
ギガバイト→ギガ
Wikipeaia→Wiki
携帯電話→ケータイ
ハードディスク→ハード
クラヴィウチェンバロ・コル・ピアノ……→ピアノ
最後のピアノの例だけ違うが、
これは日本人が略したわけではないので、
この法則に当てはまらなさそう。
USBメモリの例で言えば、
「ほら、あのUSBなんとかだよ」の、
なんとかが略されて、USBになったのだろう。
仮にUSBケーブルをメモリより多く使ってれば、
そっちがUSBって略されてただろう。
一番メジャーなやつが代表になる現象だ。
ピアノはたぶん、
クラヴィチェンバロの中でも、
一定の音量しか出せないやつが最初にあり、
それがピアノ(弱音量)からフォルテ(強音量)まで出せる、
という特徴の最初の切れ目をとったのでは。
つまり、
ほかと区別する境目の部分を取り、
○○なんとかと全部覚えないために、
○○だけ残るっぽいね。
それが3〜4音節が多い、ということだろう。
昔映画のタイトルは、
3ないし4音節に略称がつけられるやつがいい、
とよくいわれた。
世界の中心で愛を叫ぶ→セカチュー
みたいなやつね。
ハッシュタグにしやすいのもあるだろうね。
ただ、そもそもそのコンセプトが、
「ほかと違うもの」になってるかどうかが大事なわけだ。
USBメモリが出る前は、
本来キーボードやマウスが刺さってる穴に入れて、
データを移送できるものがなかった。
エレキギターが出る前は、
あんな音を出す楽器はなかった。
ホットコーヒー以前には、
カタカナで示す外国の飲み物はなかった。
そんな、オリジナルなものが出てきた時のみ、
人は○○なんとか、というあやふやだけどそれを思い出せる記憶の仕方をして、
いつかその○○がその固有名詞になる。
○○を3〜4音節にする努力よりも、
まずはオリジナルな企画、
とんでもないキャラの立った脚本をつくりなはれ。
そしたらそのタイトルは勝手に略称を獲得するよ。
「この恋が終わったら、
夜明けに私はきっと泣いてしまう」
みたいなどうでもいいタイトル(今勝手に作った)じゃあ、
他と紛れてしまうんだよ。
2026年03月16日
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