どんな映画でも、
このエピソードは必要だ。
AとBが、これをきっかけに仲良くなる、
というのは大事な転換点になる。
ラブストーリーでもそうだし、
人間関係でもそうだ。
同性、年が離れている、同い年、
敵同士、などで全然変わって来るよね。
何きっかけなんだろう。
単に趣味が合う、でいいのかしら。
そうじゃないよね。
もっと深い何かがあるはずだ。
実際の場面を書いてみよう。
小道具はいるか?
シチュエーションが必要か?
何を使ってもいい。
ちょっとした偶然が花開くか?
いくつかパターンを用意してみなさい。
まず3つほど書いてみよう。
どういうAとどういうBが仲良くなるのか。
それぞれどういう立場の人か。
実際の会話の台本形式にしても良い。
で、その3つのパターンは、
別のAとBにも適用できるか考えてみなさい。
つまり、
「汎用性のある仲良くなり方」
「その時にしか通用しない仲良くなり方」
の二種類があることに気づこう。
汎用性は使いまわしが効くが、
深くはならない。
とても浅いものになるだろう。
たとえば「飴ちゃんいる?」は、
大阪の人のコミュニケーションの取り方だけど、
誰にでも使いまわせるのがいいところで、
しかし映画的かというと微妙だよね。
撮影現場で、
小さいチョコあげる、と女子が寄ってきたのを見て、
うまいなー、でも良く考えると関西のおばちゃんでもやることかー、
なんて少し冷めたことがある。
そういうやり方だってなんでもいいのだ、
仲良くなれればね。
別にそれがきっかけである記憶には残らなくてもよくて、
現実では結果的に仲良くなれればなんでもいい。
しかし、あなたの書いているのは映画だ。
それが記憶に残る、絵になる印象的なエピソードであるべきであろう。
そんなものをいくつか書いてみなさい。
いつか何かに使いまわせるかもしれない。
あるいは、どんな人でも仲良くなれる人を、
観察することだね。
どうやって話題を引き出すのか、
どうやって話をするのではなくてさせるのか、
ということだ。
(この業界ではなぜか靴を褒める話をすることがある。
僕はそれがとても嫌いだ。
まさに足元を見ていることだからだ。
その話をする人は、
ほかに話題がないのかよ、って思ってしまうのよね)
昔は野球の話をしてれば場は持ったのかもしれない。
知らない人と時間を埋める方法は、
ネット世代だとあまり知らないのかもしれない。
雨宿りで誰か知らない人としばらくいないといけなくなったときに、
なんか話をする、
というシチュエーションを無理やりつくって、
どんな話題なら埋められるか、
そこから仲良くなる方法があるか、
なんかをシミュレーションしてみるのは、
悪くない方法論だね。
その場面そのものは使えないかもしれないが、
別の場面で分析したそのことを、
別の文脈で使えるかもしれないよ。
2026年04月18日
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