2026年03月19日

【薙刀式】「直接入力してる」という感覚

Twitterから。
> 薙刀式を仕事で使い始めた。日本語を打っている感覚が良い。急ぎのときに大西配列に切り替えると、言葉ではなく記号を打っているかのような感覚になる。QWERTYも会社のノートパソコンでたまに触るが、飛び跳ねる感覚になる。

3つの配列の比較はなかなかめずらしい。
僕は「直接触る感覚」の差かなーと思う。


薙刀式……日本語を直接触っている感覚
大西配列……アルファベットを直接触っている感覚なので、
      薙刀式に比べると記号的?
qwerty……それを特殊な無駄の多いダンス付きでやる感覚

という風に解釈した。

というのも、さらに「日本語を直接触る感覚」
があって、それが漢直だからだ。

もっとも、僕が使う百式漢直は、
せいぜい8%程度を直接触ってるだけだけど、
よく使うものについてはかなり直接触っていて、
「読みがなを打って変換する」のは、
読みがなは記号的だなーと思うからだ。

日本語には、ひらがな、漢字、カタカナがあるから、
それを直接触る感覚がほしければ、
その直接入力が直感的で正しいと思う。

もちろん漢直できればいいけど、
現実的じゃないので部分漢直くらいはできる程度が妥協点かな。


カタカナは直接入力できたほうがいいか?
は議論がわかれるところだろうね。

僕は現実問題として、
ひらがな入力してカタカナ変換すればいいじゃん、
と思っていて、編集モードに入れている
(DF+;)。
F7とかバカな事をいう人がいるが、せめて無変換キーだろうね。
僕は7すらブラインドタッチはあやふやだ。
無変換キーに「カタカナ変換」って印字したら、
急にF7派はいなくなると思う。
広報の重要性だ。

T-codeはカタカナ直接入力ができて、
しかもひらがなと別々の位置という無茶振りだけど、
すべて別置で直接入力という筋自体は通っている。
僕は現実味がないと思っているよ。
カタカナ小書きまで使いこなせる気がしない。
(薙刀式の外来音同時押しは、
マジで優秀だと思っている)

さらに直接入力というならば、
ATC2025でも見たけれど、
「英語入力→カタカナへの変換」の辞書を使うことかしら。
本来英語であったものを、
わざわざカタカナに直しているから、
その記号を飛び越えて直接触ったろ!
という主張には一番合理がありそうだ。

でも実際のところ、

・すべてのカタカナ語は英語由来ではない
 (パンはbreadと関係ないなど)

・英語の発音とカタカナ表記に乖離がありすぎるやつがある
 (ピープルとpeopleなど)

・カタカナ語と英語にはローカル文脈で差異がある
 (たとえばコンセントレーションは、
 日本語では集中、集中力の意味で使うけど、
 英語でそれを表したいときは単にfocusを使えばいい。
 日本語のフォーカスには、集中するという意味はない)

などによって、
直接触れば触るほど気持ち悪くなりそうな気がするので、
僕はカタカナくらいの中間記号でいいのでは、
と感じている。
そもそもカタカナ語が記号的だしな。

そうそう、「日本語で表現できないこれ」
という単語に、
アメニティが挙げられていた。
備品とか消耗品では異なる気がするよね。
(で、たぶん英語とはかけ離れつつあるのでは)
輸入当初うまく訳せなかったやつがボンクラだ。
ていうかカタカナがカッコいいと思ってたんだからなー。

なので、
ひらがなで打って変換(または直接カタカナ変換)で、
実質よいのでは、と僕は考えている。
ここは人による部分だろうか。



日本語は特殊な言語だ。
3種の異なる体系を混在させてる言語なんて、
そうそうないのではないだろうか。
それらを直接入力できない
(技術的にはできないことはない)ことが、
日本語入力の百花繚乱ぶりを招いているね。

そういう、直接入力したいレベルが、
人によってある気がする。
あとは苦労とのトレードオフになる。

マスターするのに一番苦労が少ないのは大西配列で、
運用で一番苦労のないのが、
薙刀式なんじゃないのかなあ。
posted by おおおかとしひこ at 13:06| Comment(4) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
無変換キー、変換キーを親指付近で変更できる便利なキーとしてAHK側で書き換えてしまっているので、どうしてもひらがな全角半角らへんはFキーになってしまいますねー。
 キー指定とかでも指定がF7F8とかのほうがシンプルなので、紅皿でもzmk薙刀式でも編集モードもF7F6とかに指定してしまってます(汗)。
Posted by @PTclown at 2026年03月20日 01:05
>@PTclownさん

送出コードとしてはF7でいいけど、
ファンクションキーまで手を伸ばすのはしんどすぎると思いますね。
ほんとは編集モードでも;より近い位置にしたいけど、
ほかのが混んでるのでここで妥協ですね。
78910あたりをそのまま中段に持ってくる人もいそう。

今思いついたのですが、
無変換、変換をレイヤーキー的に使ってるなら、
ダブルクリック(離したあと100ms以内にもう一度オンするかどうか)
でカタカナ変換、ひらがな変換に使えそう。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年03月20日 08:57
Fキーを普通にイベントで単打でたまに押すぐらいならいいですが、文字入力中の変換代わりに使用するのは確かに不便極まりないですね。

無変換を単打でbackspace、長いとレイヤー。
変換 を単打でEnter  長いとレイヤーにしています。

二回押しでの切り替えもできるのでしょうけど、消去もエンターも複数回押したいときもあるので薙刀式のようにvとmの同時押しによるエンター入力か、レイヤーにも消去やエンターを入れるなどが対策になるのかなと。

DFと;/で薙刀式はカタカナひらがなをやっていると思いますが、新下駄だと親指がフリーな設計なのでスペース押しながらのレイヤーでもできるんですよね。(下駄からせっかく移行したの親指使用していいのかとか言われそうですが)
Posted by @PTclown at 2026年03月20日 17:25
>@PTclownさん

あーそっか、普通にスペースキーあいてるのか。
じゃあそこに編集レイヤー仕込む手もあるわけですね。

自作キーボードでも、
親指はいくつまで活用できるかとか、
レイヤーはいくつまで使いこなせるか、
なんて話になる事がよくあります。
人によってだいぶバラバラなことはわかってます。

ていうか、
そもそも変換系のキーバインドが動線かんがえてねえだろ、
というのが僕の編集モードの出発点なので、
一から考えるとまた難しいでしょうねえ。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年03月20日 17:42
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