2026年03月31日

【薙刀式】限界の所感

今の僕の指の力、脳の処理力では、
ここから大きく進歩しそうにない気がしている。
つまり「この方向では」限界まで突き詰めた感がある。


カナ配列薙刀式は、
カナ配列の中では、
一番簡単な配列だと考えている。
マスターの簡単さとか指使いの簡単さではなくて、
運用の簡単さという意味だ。

すべてが同置、かつ1モーラ1アクション
がその理由だ。
とにかく手っ取り早い。
頭の中にあるものを、
ひらがなとして生成していくことにおいては、
これ以上の楽な方式はないのでは?
くらいまで来ていると思っている。

その証拠は、
自由文、ひらがなのみならば、
2000字/10分で書けることだ。
https://youtu.be/nTa-sFzolyw

おそらくこの速度で自由文を書いている動画はないと思う。
ひらがなのみ、という実験をする人がいないということもあるが、
僕の脳の回転が他人より速いっぽいから、
この速度で考えてる人もレアという意味でだ。

たいていの人は、
自分はコピー打鍵なら大岡より速いが、
大岡より考えるのが遅いから打鍵動画を出してもなー、
なんてニュアンスの事を言う。
いや、いけるよ、という人がいたら是非。

僕より指力が何倍もあるタイパーならば、
漢字変換なしでひらがなで自由文を書く、
という垂れ流しをやってほしい。
そこで2500、3000、3500行くならば、
限界とか言ってられなくなって、
希望があるので。


仮に僕の思考速度がこれくらいだとして、
このひらがな文をあとで漢字変換したら、
1700程度であった。
いま1500程度なので、
200ぶんが、カナ漢字変換でブレーキがかかっているところだ。

ここをなんとかしたいと思って、
漢直に手を出してみた。

ただ大問題があり、
「薙刀式のカナの流れがよすぎて、
漢字の打鍵の方が手間がかかる」
ことがわかってしまったのだ。


たとえばT-codeをまんま導入したとして、
熟語に4打必要だが、
これが薙刀式の滑らかな4カナより、
運指が悪化するわけだ。
それをわざわざ使うか?となってるのが現在地点。

同音異義で絶対に失敗するという確信がないかぎり、
楽な運指でカナ漢字変換のギャンブルに勝ちに行った方が、
楽で高速なんよな。
ローマ字ならば8打近くかかるから、
熟語4打は明らかに楽なのだが、
カナは打数的にどっこいになっちゃうのよね。

ワーストケースとして、
「上々/じょうじょう」を例に考える。

薙刀式なら4アクション。しかも「ょう」はアルペジオ。
()を同時打鍵とすると、「じょ」は「し+゛+よ」で、
(RJI)L(RJI)L
なので、これより漢直が楽な運指にならないかぎり、
無意識の僕は、変換ギャンブルをやってしまう。
そして上々、上場の二択を含み損にするだろう。

これは最も極端な例であるが、
水は低きに流れるため、
漢直の方が楽な運指を作らなければ使わないよ、
という無茶振りが発生しているのだ。

楽なギャンブラーと、
大変な堅実の、
どっちをやるかでいうと、
将来を考えずに今すぐ楽なほうを、
無意識は選びたがるっぽい。

理性で考えれば堅実になれよって思うんだけど、
ギャンブルか堅実かの判断のメモリを割けないっぽい。

僕は言葉を書きたいのであり、
変換か漢直かを選びたいのではない。
なので、ぱっと楽なほうを無意識の神経が選びがち。

これは相当矯正しないと難しいが、
実のところ漢字の出現率が低すぎて、
実戦での訓練はかなり難しい事がわかってきた。
漢字ドリル練習を別にしなければならないっぽい。


これが、楽で高速な薙刀式の、
漢直にいけない悩みだ。
薙刀式はカナ漢字変換に特化しすぎている。

この傾向は新下駄や飛鳥+漢直をやろうとしても、
同じかもしれない。
ひらがなの流れのほうが、
漢字の流れよりはるかに楽な流れに設計されてるはずだ。


こうした「運指の流れを重視した配列」使いの身からは、
漢字熟語も「じょうじょう」のような運指になっていたい。
上と々はアルペジオになりたいのだ。

そういうわけで、
あらゆる頻出熟語について、
左右交互ではない、アルペジオで抜けた運指になるような、
漢直はありえるのか?
というのが僕の興味なのだが、
調べてもどうもないっぽい、までしかわからない。
どう考えても組み合わせ爆発が無理そうだ。

理想は、
上からの熟語、上々、上場、上下、上回る、上手、上司、上梓
などが連続した滑らかな運指になりたい。
そしてそれはすべての漢字において、
ということだ。

そしてそれは、すべてのよく使う漢字熟語単位について、
可能かで言うと、
無理なんじゃね?って思ってるのが現在地点。



あれ?
じゃあ方法論としては、
そろそろ限界あたりまで来てるのかな?

・運指の悪さを認めて漢直をやる
・ギャンブルにブツブツ言いながらカナをやる

の二択しかないのかしら。

百式という部分漢直で、
このギャンブルである同音異義語パートを減らしていく、
というのは現実的な解ではあるが、
いうて100も活用できていない。

ボキャブラリーというか、
「頭の中に保持できる出撃可能なもの」に、
限界がある気がする。

T-coderは何百〜1000以上とか言ってるが、
その何百に手をかけられない、
と実感してるのが現在地点。

フル漢直の立場からは、
簡単な漢字からやって、組み合わせを徐々に増やしていけるだろうが、
こちらは部分漢直、熟語漢直なので、
混ぜ書きなしだと大した出現率じゃないのもデカいね。

だからおそらく、
混ぜ書き前提で、数百、
というのが次のステップになりそうなのはわかるが、
その数百の並びを運指重視に設計できるの?
プチ薙刀式くらいのいい運指になる?
そしてそれを俺は使いこなせるの?
で、止まってる感じだね。

その数百の選定基準が全然わからん。
自分の文章からNgram統計取ればええんやろうか?


100漢字の選定や並び替えで数ヶ月は費やした。
そして今でもちょっと直したいと思っている。
それを直すべきか、
次の漢直をつくるべきかで、
まだわからないことがありすぎる。

厄介なのは、
同時押しに関しては、
薙刀式はもう美味しいところ全部先に使ってるところなんよね。
同時押し系薙刀式+順次系漢直しかありえなくて、
薙刀式を使う限りは、
同時押し系漢直が使えない制限がある。
(親指を絡めた計3キー同時押しはありえる。
30×29÷2=435パターンと、
単打30で、計465字が可能だ)



僕は限界点に来ているのだろうか。
もうちょっとなんとかなるのだろうか。
ローマ字くらいの簡単な方式でとめといて、
さっさと本文書くことだけやっとけば、
よかったような気もする。
(大西さんのスタンスはそこだろうな)

収穫逓減の法則というのがあって、
これは経験則なんだけど、
コストを莫大に投下しても、
得られるリターンがわずかになっていくことがあるらしい。
そこにハマってねえかなー。


薙刀式がカナ漢字変換をやるうえでの、
局所最適解のひとつだから、
そこから抜け出せないって説もありそう。

漢直+ローマ字がひとつの解であるように、
なにか別の方式を検討するべきかしら?
posted by おおおかとしひこ at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック