矢追純一郎のUFOスペシャルで、
火星で撮影された生命体!と称して、
土がモコモコ動いてるモグラみたいな様子
(生物自体は映らない)が、
衝撃的過ぎてまだ覚えている。当時小学生。
これはBBCがエイプリルフールにつくった、
冗談ビデオだ。いまでいうフェイクドキュメンタリーだ。
そのネタバレの部分、
4月1日撮影というテロップをカットしてOAしたそう。
今なら速攻で特定されて大炎上だろうね。
つまんない時代になっちゃったなあ。
UFOスペシャルとか心霊特集とか、
4/1限定で復活すればいいのに。
そういえばフェイクドキュメンタリーの話続けるか。
フェイクドキュメンタリーの手法は、
ブレアウィッチプロジェクトで有名になった。
これは本編だけでなく、
「大学生が変な村を取材してて、
途中で行方不明になった。
本映画は彼の残したフィルムを繋ぎ合わせたもの」
という「設定」で、
webサイトでそういう研究をしてる人がいる、
などのデジタルキャンペーン込みの、
本気でそれを信じようとさせる、
複合プロジェクトだった。
ちなみに製作費は6万ドル。
低予算と宣伝にもあったけど、
1ドル150円換算で9000万なので、
今の邦画のふつうの製作費だ。
つまり邦画は現在ほとんどブレアウィッチ並の予算でがんばってつくってる。
それがおかしな均衡であることは論をまたない。
大失敗したフェイクドキュメンタリーに、
「大日本人」がある。
松本人志は、これで逃げたなと僕は思った。
真正面から劇映画、コント映画をつくらずに、
手法に逃げたと思ったね。
当時は映画コラムとか雑誌に書いてたし、
映画を松本がつくったらすごいのできるんや、
と期待させてのアレだったからなー。
成功したフェイクと失敗したフェイクの差はなんだろう?
僕は、本気でそう思ってる体で楽しませてるか、
ポーズでやってるかの違いだと思う。
ディズニーランドのキャストが本気で夢を信じてるように、
大日本人は信じてないんだよね。
ラストが「はあ?」ってなるのは、
これまでのインタビューを裏切ってるからだ。
最後までその世界があると信じさせなければならなかった。
ちなみによくできたフェイクドキュメンタリーのショート。
https://m.youtube.com/watch?v=RVeHxUVkW4w&t=2s&pp=2AECkAIB
遊園地のアトラクションを作ってるマッドな人の話。
見ればわかるが、研究室、遊園地の実地ロケ、
写真素材、そしてCGのみで構成されている。
つまりフェイクドキュメンタリーは予算が安く済む。
CG以外は破格だろう。
逆にこれはCGに全振りするために、
他を押さえたらフェイク手法しかなかった、
という作品だ。
偏りをつくることで勝負する例として、参考にされたい。
ただこれで2時間はキツイだろうけど。
2026年04月01日
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