以下のようなツイートをみかけた。
こういう誤解を解きたい。
親指シフトの文脈なのだけど。
> この手の議論って
> 五輪選手の有力選手の使用するシューズと
> 一般人の履くシューズの違いみたいなもので
> コンマ1秒を競うか、競わないか
> 一般人は、何でも良い
> ローマ字でも
> カナ入力でも
> 親指シフトでも
> フリックでも
> 音声入力でも
> 手書きでも
> ”それしかない”時、一番便利なのはローマ字
誤解その1。
コンマ1秒を争う道具ではない。
「速いっていうんならトップアスリートと勝負しろよwww」
って煽られるから、試し合いの場に出ただけだ。
コンマ1秒を削る目的はない。
他人の書いた文章を一字一句正確に写すのは秘書の仕事であり、
いまの一般の人々の仕事ではない。
便利さを新配列側がうまく提示できていないことには、
忸怩たる思いがある。
ワープロ競争で勝ったーばかり言ってる、
親指シフトサイドさんにも問題がある。
メダル集めが目的ではない。
お墨付きを求めたらお墨付きが目的だと勘違いされるとは、
難しいものだ。
お墨付きがなかったら「役に立つの?」って疑われるし。
つまり新配列は、
コンマ1秒のレースで存在感を出すほどの結果を残しつつ、
かつ、
どんな人にも使える普通の道具であることを、
アピールしなければならない。
かなり難しい。
ただ薙刀式が意味論的な話をしているから、
そこが分かる人は分かるかもしれない。
分からない人には分からないだろう。
日本語がどうやってできてるかなんて、
無意識すぎて気づいてないだろうからね。
ということで、
薙刀式の意味論とはなんぞやを、
何回かかけてじっくり解説するしかないかもなー、
なんてオタオタしている。
それなりにまとめるの大変そうだし。
確率論だけで語っても、
その合理はこれまで多くの人の心を掴んだわけではなかった。
ヒートマップは「別にどうでもいい人」にとっては、
どうでもいい情報だ。
誤解その2。
qwertyローマ字が最低限の、
そしてほとんど唯一になっている理由は、
「それが標準だと誰かが決めたから」にすぎない。
JIS?違うよね。
それはキーボードの形と、
親指を除く英字の配置とJISカナの配置だけだ。
それをローマ字に転用してるのだから、
「MS-IME設計者が決めた」といえるのかなあ?
まあ犯人探しはどうでもよくて、
僕が批判しているのは、
うんことクソからしか選べないことだ。
qwertyローマ字もJISカナも、
2000字書くのは相当しんどい配列だ。
そしてこの記事が大体2000字。
これだけ書いてその日の仕事が終わりだったら、
僕は他人の数倍給料貰えるわ。
もし標準方式がかわったら?
想像しやすいように、
フリックがWindowsに搭載され、
キーボードからかなり自然に打てるようになったと仮定しよう。
そしたら若者の多くはフリックを選び、
qwertyローマ字は淘汰されると思う。
qwertyローマ字になんの利便性もない。
誰かが標準としたからそうなってるだけだ。
たとえ一般人でも、
たとえ1日1000字でも、
qwertyローマ字とJISカナは、
文房具として出来が悪すぎて、
あなたの文章力を著しく下げるだろう。
もっといいペン使いなはれ。
フリック、つばめ配列、大西配列、薙刀式あたりが、
使いやすい入門用配列といえる。
新配列は五輪アスリートのものではない。
凡人を五輪アスリートに対抗できるほど増幅できる、
チート道具だぞ。
2026年04月16日
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