意味論的なことを考える時に、
そういえば句読点の前後に何が来やすいか、
あんまり議論がないなーと思ったので。
競技タイピングでは、
句読点は結構省略されたりする。
「実用」と銘打っているものは比較的句読点があるが、
一文単位でシャッフルされることも多く
(問題文の確保が難しいから、
使い回すのであろう)、
文脈を保ったままの句読点は、
なかなか打つ機会もないのではないか。
一方、実戦では、
句読点こそ意味の華だ。
どこで切れるかで意味が変わってくるし、
さらに大きい段落、章などとあわせて、
構成こそ文章の骨格だろう。
筆者の意図は、句読点とともにあるわけだ。
ということで、
またまたkouyさんの100万字統計から、
多そうな前後関係を読み解いてみよう。
は、 が、 て、 で、
し、 り、
と、 ら、 に、 も、 い、 ん、
助詞やつなぎの語らしきものが並ぶ。
この流れを重視するべき、というのは意外と知られていないのかもしれない。
薙刀式では、
上位のカナについては左手で、
そこから左手の「、」へアルペジオでつなげるようになっている。
す。 た。 る。 い。
だ。
「です」「ます」などの終わり、
「した」「だった」などの終わり、
「する」「なる」などの終わり、
「ない」などの終わり、
「〜だ」などの終わりが多いことがわかる。
文末の流れを考えている配列は、
そういえばないねえ。
薙刀式ではすべて右手カナから右手の「。」へ、
アルペジオでつなぐことを意識している。
、こ 、そ 、い 、し
、か 、じ 、お 、と 、あ
。こ 。そ
逆に、句読点からの連接にこれといった特徴はなく、
単によく出るものがあるのかな?
でも「これ」「それ」「こうした」「そうした」などの、
指示代名詞でつながることが多いのかもしれない。
僕はqwertyの,.の位置は全然よくないと考えている。
UIOからの連接がすべて段越えになるからだ。
日本語のカナはすべて母音で終わるというのに、
そこから3/5で段越えってどういうことよ。
句読点のたびにしんどくなる、というのは変じゃないか。
カナ配列の句読点については、
これまで連接としてはあまり議論された記憶がない。
薙刀式では、
文意をつなぐものは左手に多く、
文意を決定するものは右手に多い。
だから左手の「、」と右手の「。」はそういうペアになり、
使うときはアルペジオになりやすくなっているわけだね。
(ついでに、句読点がシフト部にあることで、
そこで半拍あけて、色々な確認時間を持ち、
そして句読点確定を使うことで、
それまでの空白の時間を加速するようになっている)
2026年04月20日
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四月一日配列の設計時にも、母音から句読点への繋がりはかなり意識していました。
u。
eiao
、
四月一日配列の母音部+句読点の配置は上図のようになっていて、oと句読点の連接は少ないので同指連続のリスクは小さく、他の母音からは全てアルペジオで繋がるため打ちやすくなっています。
実際に実用文を書いていると、「句読点を打つぞ」という意識が介在することなく自然と指が句読点に伸びてくれる感覚があり、なかなか気持ちよく打てています。
oからの句読点への連接は少ない、
というのはあまり知られてない事実ですね。
考えたこともなかった。
もっと知られていい話では。
音象徴的にいうと、
ieが軽いので「、」に、
auが中位なので「。」につながりやすそう。
oは重いので「。」に繋がる時は重大な時か。(命令形とか)
世界的な言語の傾向としてあったりして。