2026年04月23日

【薙刀式】新配列をマスターする技能をマスターする

ということがよく言われる。

最初に学んだブラインドタッチ
>次のマスター>次のマスター……

のような関係になると。


田中さん:
> 薙刀式に移行してから4か月経ってないんだけど、大西配列のときより習熟の早さが上がってる気がする。
> 単に、新配列への移行自体に慣れたからなのか、別の理由なのかは不明。
> 別の理由があるとすれば、薙刀式の持つキー連接のスムーズさということになりそうだけど、ちょっと自分の中には解がない...

最初にまず、
「qwertyの理不尽なブラインドタッチから、
合理的なブラインドタッチへ手の動きを慣らしていく」
にかかる説はあるかもしれない。

切れにくいハサミを使っていた人が、
「えっ……ハサミってこんなに力を入れなくても使えるの?」
って気づいて、
手の力を抜いて使えるようになるまでが、
まずかかる説。

あとはそれぞれの合理的な刃物を、
それが作られた意図通りに使えるようになるまでの期間、
という感じかしら。

ざっくりいえば、
「悪い癖を抜く」のに、
一番かかるんじゃないかということだ。


ほぼ全ての新配列は、
ブラインドタッチが前提なので、
強い指をよく使い、
弱い指をあまり使わず、
近いところをよく使い、
遠いところを使わない。
また、それ以上に言葉と指のつながりを、
意識している配列もある。

この、「合理性」をマスターすれば、
「よく出る音」「よく繋がる音」
なんかを直感的に指が理解するので、
それぞれの配列の合理性を、
「指が理解」しやすくなると思われる。

つまり、「合理的ブラインドタッチを、
指が受け入れる体勢ができた」ようなものだ。

この状態になると、
なぜか元のqwertyも速くなることが知られている。
どれだけいびつだったんだよqwerty、
って感じだ。



僕がqwertyにかなり批判的なのは、
こうした歪みを押し付けて迷惑をかけているだけではなく、
一旦ゆがんだものが正しい形になるのを妨げていることもある。

まるで毒親だ。
最初からそんなものだと思えば、
他の親もそんなものだと思い込んでいるのだ。

そして別の親のところへいっても、
なかなかのびのびできないという意味で、
負の影響の除去に時間がかかるのだろう。


もしqwertyに染まってない人がいたら、
なるべく早く新配列をやるべきだと思う。
初めてブラインドタッチをやるなら、
まずは大西配列が指と字の関係を理解しやすいのでおすすめかな。

それで「まともな指」をまず作ってから、
改めて(社会常識として)qwertyローマ字を打てるようになったほうがいい。

qwertyローマ字から新配列に移行したら、
「なんて楽になったんだ」と喜ぶけれど、
新配列からqwertyローマ字に移行したら、
「なんでこんなに窮屈にならなければならないのか」と、
理不尽しか感じないだろう。

その理不尽を、日本人のほとんどが知らないとしたら?
と考えるだけで恐ろしくなる。
なんと勿体ないことよ。



全く何も知らない人たちが、
同時に大西配列をやるか薙刀式をやるか別れたとしたら、
先にマスターするのはやはり大西配列だと思うなあ、さすがに。


「合理的なブラインドタッチとはこういうものだ」
をまずマスターすることだ。

そうすると、
次の合理的なブラインドタッチは、
比較的すぐにマスターできる。

qwertyローマ字みたいな非合理的な、
歪んだ、めちゃくちゃな運指だから、
ブラインドタッチをマスターするのは、
一大事(たとえば、免許を取るより難しい)と、
思われている。

それは日本にとって、大いなる損失ではないか。
posted by おおおかとしひこ at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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