2026年04月26日

Wordで最初2ページにページ数なしで、3ページ目からページ1を始める方法

ググってはそのときどきで解決してきたんだけど、
ちゃんと調べたので、まとめておく。
(たぶん自分用のメモも兼ねる)


まずWordは、
セクションというものを単位としているようだ。
そのセクションごとに色々と属性を変えられるっぽい。
ページ数もそのひとつのよう。


もし、第1ページのみページ数表示なしにして、
2ページ目からページ1を始めたければ、

・レイアウト/ページ設定/先頭ページのみ別指定
・挿入/ページ番号/ページ番号の書式設定/開始番号を0にする

をすると良い。

しかしこれは小手先の方法で、
自由にページ数を割り振ることはできない。
あくまで「表紙だけページ数を入れない、美観上の小手先」にすぎない。


脚本の場合、
第1ページは表紙、第2ページは人物設定表、
あるいはあらすじをつけないといけなくて、
本編のページは別につけたいことがほとんどだ。

とくに映画脚本だと、
ページ数×2が尺なので、
第1ページから始まっているほうが尺計算が簡単だ。
それに20年以上困ってた、
つまりページ数から1または2引いて2倍すると尺数が出る、
みたいにずっとやってきたんだけど、
ついに馬鹿馬鹿しくなってイラつきが頂点に達したので、
やっとちゃんと調べたので書き記しておく。


まずwordにはセクションというものがあるようだ。
文章用語としてのセクションではなくて、
word用語だと思うと良い。
勝手にMSが定めた定義があるということ。

セクション区切りというものを入れることで、
セクションが区切られる。
セクションの中で、それぞれをコントロールできるっぽい。


さて、手順。

・セクションを区切りたいところにカーソルを動かす。
 本文の先頭ページ、先頭文字が良い。

・レイアウト/ページ・セクション区切りの挿入/現在の位置から開始

これで本文とその前の部分が、セクションに分かれた。
セクションの区切りは、デフォルト表示法(印刷レイアウト)では見えない。
表示/下書きまたは表示/アウトラインのどちらでも見ることができる。
このふたつはどう違うのか分らないのだが、
理解するための最短距離ではないので調べていない。

次にその本文のセクションで、
ページ0からスタートしているとか、
表紙だけ表示しないとか小手先のことをやっているならオフにする。
(上の部分を参照)


そして、ここがキモ。

・挿入/フッター/フッターを編集を選び、
 フッター(この場合はページ番号がフッターとして使われている)
 の編集モードに入る。

・この時だけ出る、「ヘッダーとフッター」タブがある。
 上のメニューで青になっている文字をクリックしないとこれをみれない。
 (ハードル1)

・その中のナビゲーション/前と同じヘッダー・フッター
 というスイッチをクリックするとオンオフできるので、
 オフにする。
 (ハードル2)
 これをオフにしないと、次の操作をやっても全体で統一ページが振られる。
 知らんがな。このスイッチしかないんだよ。

・前のセクション、すなわち表紙や人物表のページにカーソルを移動させる。
 (スクロールバーで表示するだけではだめで、
 現在のカーソルの位置のあるページの話になるようだ)

・挿入/フッター/フッターの編集
 から編集モードに入り、
 前のセクションにあるページ番号をBSすると消える。


以上の手間をかけてください。

うそでしょ。
こんな手間かけないとページ数コントロールできないなんて糞じゃね?


ページ番号はフッターというもので管理しているということ。
全体はセクションというもので区切られていること。
セクションの区切りは普通見えなくて、特別なモードに入らないと確認できないこと。
ヘッダーとフッターのタブに入らないと該当箇所に行けないこと。
しかもその中の唯一のスイッチを知らないと、
全部のセクションのページ番号が統一的に操作してしまうこと。
セクション切ってるんだからここは自動オフでいいんじゃねえの。

これを全部著者に強制する、
wordは狂ってる。


俺はいいセリフを書きたいし、
構成を考えたいし、
ターニングポイントや伏線や解消を考えたいし、
サブプロットの重ねや転換を考えたい。
笑ったり泣いたりする文章を書きたい。

それに対して、このことを調べることは、
物書きの本質ではない。

wordは狂っている。
こんなものを使うやつはあほうだ。

しかしこれを標準だという無知な会社がたくさんあるので、
みんなを救うために一覧にした。

活用されたい。


そして、これをやらないといけないんですか?
とこの記事のリンクを編集者に送ってくれたまえ。
「こんなめんどくさいことをやっていると、
文章の質が下がりそうなんですが」
と愚痴れ。
それでも「やってください」というあほうとは、
付き合いを考えることだな。



なぜこんなことが起こってるかは簡単で、
Wordが「全スタイルの文章に対応しようとしたこと」だ。

それに対して我々は、ただ一種類の文章スタイルしか使わないのだ。
全スタイルを把握しているわけがないのに、
その全スタイルを知っていないとWordを使いこなせないということになる。

セクションが何かしらんし、アウトラインが何かしらんし、
ヘッダーもフッターもなにか知らんよ。
それを理解するには、Wordがどれだけの専門スタイルを扱おうとして、
どういう原理で対応しようとしているかを把握しないと、
おそらくは使いこなせない。

こんなもの、プロの編集者でも、
自分の専門外は知らないことになる。
色んなものに八方美人になった結果、
誰からも好かれない化け物になってしまったな。
posted by おおおかとしひこ at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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