(脚本添削スペシャルの真っ最中ですがカットイン)
勝手に決めました笑。
(2020/5/19、親指シフトが富士通に打ち切られ、
草の根配列になった日を記念して?、
草の根配列たちの誕生日と勝手に設定しました)
この日、#新配列というタグをつけて、
自分の使ってるキーボードの配列を発表しよう、というイベントです。
どういう配列の人がアクティブなの?という調査を兼ねています!
僕は薙刀式+ワンショット漢直!
最新打鍵動画 https://youtu.be/KQIQpBfiX5c
先日、ギズモードジャパンにて、
田中宏和さんによって、
薙刀式の紹介記事が書かれました。
https://www.gizmodo.jp/2026/05/naginata-ime.html
ライフハッカージャパンの大西配列の記事につづき、
https://www.lifehacker.jp/article/2510-lht-ohnishi-key-layout/
キーボードの新配列がメディアで書かれることは、
あまりなかったのではないでしょうか。
新配列とは、キーボードの配列のうち、
標準配列のqwerty、JISカナ以外をすべて指すものとします。
つまり古くはDvorak、親指シフトから、
最新の何かまですべてです。
ローマ字配列: 大西配列、Eucalyn、Tomisuke、
M式、SKY、きゅうり、けいならべ、カタナ式
英語配列を改造: DvorakJP、ACT、Colemak、AZIK
左右同時系: かわせみ配列、Phoenixカナ配列
同時打鍵系かな配列: 親指シフト、新下駄配列、飛鳥配列、
シン蜂蜜小梅、TRON
前置系かな配列: 月配列、月見草、ぶな配列、ミズナラ配列、
幸花配列、英月配列
センターシフト系かな配列: 薙刀式、新JIS
漢直: T-code、TUT-code、G-code、奏コード
発音記号: かぷ配列
速記: メジロ式、ソクタイプ、ステノワード
などなどがあると思います。
(これは氷山の一角で、全部で300以上あります)
実装方式も自由で、IME内実装、エミュレータプログラム、
キーボードアダプタ、キーボード内ファームウェア、
物理配線など、なんでもOKです。
標準配列は指の動線が悪く、
元々ブラインドタッチを想定してつくられたものではありません。
なので数々の有志が文字を並び替えて、
よりよい動線を設計したものがたくさんあり、
それらを新配列といいます。
そのうち薙刀式は比較的最近できたカナ配列です。
設計者は僕で、主に長文の物語文を書くことに特化しています。
(小説、脚本など)
なので縦書き前提で、推敲のための編集モード
(ショートカット集)を備えています。
カナ部分を見てみましょう。
今使ってるDellのノートPCキーボードを見るとこういう感じです。
標準キーボードはとてもキー数が多く、この図だと83キーあります。
これらすべてをブラインドタッチするには無理があり、
どうしてもキーボードを見ながら打つしかありません。
薙刀式はそれをなくしました。
文字の書いてあるところ、
30キー+スペースキーの31キーというものすごく狭い部分だけで、
文字入力から変換、修正、編集まですべてを行えます。
極論、黒い部分(機能キー)と、
グレーアウトした部分(JISカナで使う部分)を一切使わずに小説を書けます。
この形のキーボードだけでいいわけです。
なので僕の使ってる自作キーボードはこんな感じで、
ミニマルな大きさになっています。
(36キーボード)
qwertyローマ字と大体同じ範囲を使ったカナ配列です。
標準のJISカナ配列は、
数字段の10キーと、小指外の4段8キーも使います。
上のグレー、右横のグレー部分です。
これをブラインドタッチするのは広すぎて無理があります。
なので薙刀式では、スペースキーをシフトキーにも使い、
文字を二階建てにすることによって、
範囲を圧縮しています。(レイヤードなカナ配列)。
よく文字部分を見ると、
ホームキー(FJ部分、グレー枠で囲った「あ」「か」のキー)
のすぐ近くにBSがあったり、カーソルキーがあったりします。
機能部分と文字が同居している、というスタイルです。
つまり、書くことと書き直すことは一体化しているので、
シームレスに全部をやろうとするシステムです。
(薙刀配列ではなく、「式」と名乗っている理由です)
文字の大きさは、
使用頻度と大体類似させてあります。
よく使う文字が中央部(人差し指、中指)に集中して、
あまり使わない文字が周縁部(薬指、小指)にあることが分ります。
一日1〜2万字を書いても疲れないためには、
強い指をよく使うべきでしょう。
小指を一番良く使わせるqwertyローマ字は設計が狂っています。
狭い範囲ホームポジションからなるべく動かず、
最小の動きだけで文字を書いていく様は、
さながら武道の達人のようです。
だから武器の名前をつけて、
武道チックな名前になっています。
(昔ローマ字配列で、カタナ式というのをつくっていたので、
その名残です)
実際にそれを使っているさまを動画に多数収めているので、
「薙刀式」でYouTube検索してみてください。
大体1500字(変換後)/10分で書いていて、
自由文に関していうと、日本トップクラスの速度だと思います。
(反論したい方を切に待っています。実際に動画を見せてください!)
僕は大してタイピングは上手じゃないですが、
薙刀式なら速く書けます。
それは薙刀式は手の動きが小さいので、
相対的に速くなるからです。
長文を書いている時に実際に測定しましたが、
秒3カナのペースでも速い方だと思います。
なので実戦で長文を書いていく時には、
十分な速さだと思います。
もう少し薙刀式を深堀りしましょうか。
図が見にくいので、
普段僕が使っているキーボードサイズに図を切り取ります。
ついでに左右分割キーボードなので、
スペースキーも分割して図にします。
右手部を見ましょう。
ある、ない、する、いう、などが隣接していることが分ります。
日本語の語尾部、文意決定部が、
右手でアルペジオ打鍵(片手隣指でタランと打てる高速の組み合わせ)
で打てるわけです。
これによって、
色々と考えたけど、えーいここで決める、
というときにダダッと高速に打てるリズムになります。
左手部を見ると、
して、こと、とか、などが隣接しています。
これは文章の途中で、
なにかをつないで次に渡す言葉です。
あるいは中指部をよく見ると、
代表的な助詞、てにをはが全てあります。
つまり、薙刀式は、
重要な語句をなるべくアルペジオで打ち、
かつ左手でつなぎ、右手でとどめをさす動きの配列と言えます。
この感覚がおもしろいので、
薙刀式を使っているときはとても快感ですね。
久しぶりにqwertyを使うと、
こんなにあちこちに指を飛ばされる、
めちゃくちゃ動線だったっけ、
と呆れてしまうことが多いです。
ほかに、薙刀式にしかない特徴として、
拗音同時押しがあります。
左手にイ段カナ、右手にやゆよがあり、
たとえば左手の「し」と右手の「よ」を同時押しすると、
「しょ」という拗音になります。
さらに右手の「あ」には濁点が入っているので、
「し」「よ」「゛」の同時押しで「じょ」が出る、
という仕組みになっています。
これによって、
最大3キー同時押しですべての拗音を1アクションで出すことが出来、
言葉のリズムで打鍵していくことを可能にしています。
カナ配列の弱点は実は拗音で、
たとえばJISカナだと、「じょ」は、
「し」「゛」シフト「よ」と4打鍵必要です。
それを同時押し一発に定義してあるので、
「じょじょ」は2アクションで打てることになります。
これを8打鍵かかるのはやばすぎ。
カナ配列のマスターは大変だという先入観がありますが、
薙刀式はカナ配列の中でも、
もっとも記憶負荷が少ないタイプの配列です。
マニュアルには評判のよいマスター練習法が同梱されているので、
これを一週間みっちりやれば大体配列が手で覚えられて、
全部で一ヶ月もやれば、
実戦に出ることが出来ると思います。
そんなに大変じゃないよ、カナ配列。
ローマ字配列を練習するのだって、
結局一ヶ月とかかかるので、
コスパはこっちのほうがいいと思うんだけどなー。
なんてことを考えながら、
今は薙刀式のカナ位置を利用した漢直配列、
ワンショット漢直をつくっているのが、
最近の僕の関心ごとですね。
さて。新配列の日。
君が使っている配列について、
教えてください。
公式サイトにリンクを貼るだけでもいいし、
こんな風にどこがいいんだ?って語ってもいいし、
出会いから今までの話でもいいです。
新配列を使っている人が、
そうかー、なんて思って酒でも飲むような、
そんな日にしたいです。
新配列を使っている人って、
どれくらいいる?
この趣旨に賛同された方は、
#新配列のタグをつけて、
ネットの海に放流してみてください。
ちなみに、
新配列だけのタイピング大会、
Alternative Typing Contestは今年もやりますよ!
ふるってご参加ください!
2024, 2025の様子はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=iKSnUOVDimM
https://www.youtube.com/watch?v=_sw6MZ5shTo&t=2746s
2026年05月19日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック

