2026年05月25日

【薙刀式】漢直と内声

僕が今作ってる漢直は、
基本的には無連想式のジャンルではあるが、
半分は連想式でもある。

学習当初は、「薙刀式のカナの位置」を利用するからだ。
そして半分というのは、
学習が進むとその意識は捨てなければならないからだ。
例を挙げて説明してみる。


たとえば「出」という漢字。
だす、でる、しゅつ、などと読む。
レア読みにすい(出納)がある。

当初は、
た、て、し、すのどこからでも「出」を呼び出そうとしていたが、
ネットワークが複雑すぎてがんじがらめになるため、
現在は、
「代表的な一通り」に限った。

ここで問題が出る。
「出」は、「出る」「出す」どっちがメイン?

国語の問題だろうか?
統計学の問題だろうか?
字義まで戻るべきだろうか?

現状、「て」の位置に「的」を置きたくて、
「た」の位置に置きたい。
だが「た」の裏「お」から始まる「思」が鎮座しているため、
「出」は現在「た」の隣接キーのHにいる。

これによって、
「大体の『た』の位置に『出す』があるな」
という記憶になり、
学習初期は記憶を手助けしてくれるに違いない。

で、「出す」「出さない」「これを出してから」
なんて打っているうちに、
しだいに「出」と「だ」の関係は薄れていく。
運指で覚えてしまうからだ。

ここまで来ると、
「出る」も打てるようになる。
「た」の音と最初はバッティングして「だる」
と内声を発してしまうが、
そのうち打てるようになるんだよね。
変なの。

「出来る」なんて一連の線も打てるようになってしまう。
ここまで出来て、ようやく脳内の内声はやむようだ。


ただやはり学習途中の漢字は内声が伴う。
音を出して薙刀式の位置を確認して、
その近辺で思い出そうとする、
みたいなことをやっている気がする。

あるいは、「この面にあるはずだが」
と、音と関係ない面の情報が先に出てきたりする。


興味深いのは読みがなの音節数と、
漢字熟語の打鍵数の差だ。

たとえば「意見」はどちらも一打漢字なので2打で打てる。
「いけん」に対してOSの2打なので得した気になる。
「見解」になると「解」が二打漢字なので、
SVIと3打になる。
これも「けんかい」より少ないので得した気になる。

これは「見」が一打漢字だからだ。
「解決」だと「決」が二打漢字のため、
VIVWと4打になり、「かいけつ」と同打鍵数になる。

(シフトキーは話がややこしくなるので省いています)

こうすると、「得したのか得してないのかわからん」
という感覚が出てくる。
「かいけつ」でまあ一意変換できるからどっちでも同じか、となる。

だけど、速度を犠牲にしてでも、
解決が変換なしで打てると、脳直の感覚になるのよね。
これが気持ちいいみたい。

ということで、
たぶん今後解決と打ちたい時は、
「かいけつ」とひらがなを打たず、
VIVWと行く可能性が高くなった。


さて、次の問題は、
「よみがなより漢字の打鍵数が多い時は?」だな。
変換の為のスペースキーを1打と数えれば、
一打差でどっこい、二打多ければ漢直の負け。
(手間だなあと思う心がどれくらいまで耐えられるかだな)

    カナ 漢字
意味  いみ漢字の打鍵数のとき、
余計なカナを打ってしまう癖があるみたい。

今「分る」は二打で打てるのだが、
油断すると「わかる」の癖で、
「分かる」と3打にしたがる癖があるようだ。

この「か」が嫌いでこうしたというのに、
なぜこの呪縛に。


なので、「読みをカナで入力して変換する」の、
どこかの過程で、
微弱ながら内声は発生してるのでは?
自分には聞こえていないが、
という仮説も立てられそう。


うーんなんもわからん。
posted by おおおかとしひこ at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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