車田正美の漫画では、大体誰かが驚いている。
「なにいっ!?」てね。
度肝を抜かないと、面白くならないだろうか?
僕はいつも度肝を抜くべきだと思っている。
度肝を抜くにはどうすればいいだろう?
予定調和を崩すことじゃないだろうか。
ある意味定番のストーリー展開や前振りをしておいて、
それを完全に予想外に崩して、
全然違う展開に持っていったときに、
我々はつい「なにい!?」と度肝を抜かれるのだと思う。
予定調和も気持ちいい時があるが、
でも度肝を抜かれる方がもっと気持ちいいと思うんだよな。
全ストーリーの中で、
まずは一回だけ度肝を抜かれる場面をつくってみよう。
こういう展開なんだろうなあ、とまずは順調に思わせて、
どんでんを返すのである。
な、なにい、まさか……!と展開すると、
「一体それはどういうことなんだ?」と、
理由やその先を知りたくなるというものだ。
そうなることで、
ストーリーと一体化できるということだ。
ストーリーと離れていると、
その中に入ってこないと思う。
なんか進行してんなー、
という他人事みたいになると思う。
そうじゃなくて、
「なにい?!」と度肝を抜かれたら、
ストーリーに積極的に入ってきて、
「一体どういうことだ?」と考え始めると思うんだよね。
それが度肝を抜く、こちら側の目的だと言ってもいいと思う。
もちろん、
ハッタリを効かせすぎると、
ただ驚かせるためだけのストーリーになってしまうから、
うまくひっくり返さないと面白くない。
だからまずは度肝は一本に一回だけ、
抜いてみるといいんじゃないかしら。
そこで展開が大きく変わるのかー、
というポイントを、
専門用語でツイストポイントなどという。
順調な展開にツイストをかけるわけだ。
単にツイストがかかって、
滑っていくと面白くないので、
必ず「なにいっ!?」と観客が度肝を抜かれるような展開を考えるべきだと思う。
度肝はどこがいいかな?
最後らへんだとどんでん返し、
真ん中あたりだとミッドポイント、
ド頭だとツカミだね。
その他どこでもいいよ。
ないよりあったほうがいい。
2026年07月05日
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