配列図を丸暗記してから言葉を打つのをやめよう。
まず言葉の背骨をつくってから、
それらを組み合わせよう。
新配列には学び方のセオリーがある。
まずそれを俯瞰して、解説してみる。
1. 配列図を見ながら、
2〜3打で打てそうな「基本語彙」を探す。
まずそれだけを打てるようにする。
薙刀式なら、ある、ない、する、して、こと、てき、とき、など。
2. それだけで作れる文を書く。
「オレめし食う」くらいの原始的な文で良い。
この場合、「おれ」「めし」「くう」の、
基本語彙が揃えば書けることになる。
どの基本語彙があるかは配列によるので、
語彙のパターンは変わりえる。
薙刀式なら「あるある」「ないないして」「すること」「するてきな」などだ。
3. こうやってボキャブラリーを増やしていく。
また、ない音を出そうとする時は、
すでに知ってるボキャブラリーから組み合わせて出す。
「られる」の「れ」が打てないなら、
「おれ」の「れ」を打てばよい、みたいにしてゆく。
4. だいぶこなれてきたころ、まだ触ったことのないキーがあるはず。
それを使って基本語彙と組み合わせて、そのキーを覚える。
「を」は単語には含まれないから、
ここでやっと「を」を覚える事になるかも。
5. だいぶ潰したなーというときに、
まだ覚えてない文字をチェックするために、
50音を全部打ってみる。
6. この段階で、ようやく全キー制覇。
自在に言葉が書けるはずなので、
自由に自分の思う事を書いてみると良い。
昨日食べた飯でも、趣味でも、仕事メールでもなんでも良い。
「まず配列図を丸暗記しよう」
というやり方は間違っている。
それは5から始めているやり方だ。
新配列は標準配列とは設計方針が異なり、
丸暗記は標準配列に特化したやり方で、
新配列の覚え方ではない。
新配列へむけた、身体のチューニング(調教)としては、
遠いやり方だ。
というのも、
標準配列は文字がバラバラに置かれているからだ。
文字同士は関連せず、遠いのも近いのも関係ない。
ここが新配列サイドが批判するところだ。
ランダムやんけと。
これを改善して、
「文字を連関させて並べる」をしてるのが新配列だ。
活版印刷のような、活字を一つ一つ拾ってくる、
逐次方式(点)のタイピングではなくて、
ことばとしてまとまったものを、
一度に流れとして打つ(線)のタイピングが、
新配列が標準方式より脱するべきすぐれた点だ。
つまり、ことばを、一点一点拾うのではなく、
言葉単位で「流そう」ということである。
その、流れがうまくいくように作ってあるのだから、
基本的な背骨の流れを打てるようにして、
応用へと流れていくとよい。
その基本語彙は配列によって異なるので、
それぞれを参照されたい。
中央指や中段によく使うことばがまとまっている。
外ロール(内側から外側の流れ)重視か、
内ロール(その逆)重視か、
左右交互重視かで、見つけられる言葉が変わると思う。
文字を一つ一つバラバラに記憶する方法、
たとえば中段の左から順に語呂合わせする
(親指シフトの「うしてけせはときいん」、
qwertyのQWERTYなど)、
あいうえおから順に打っていく方法は、
これらの設計方針を無視した乱暴な学び方なので、
新配列の動線を無視した、間違ったやり方である。
もしあなたが新配列に挑戦しよう!
と思って配列図を見た時、
最初にやるべきことは、
「左上から順番に読んでいく」ではなく、
「右手の中央や、左手の中央に、
どんな日本語の基本語彙があるか」だ。
「うしてけせ はときいん」ではなくて、
「して」「いん」「とは」「いう」
「てん」「しん」「はい」「とき」
などを発見する、ということだ。
(そして僕はこの親指シフトに批判的なのは、
こうした基本語彙がかなりの確率で小指を一度通過すること。
こんなんじゃ小指が疲れてしまうよ)
qwertyの中段は、
ASDFG HJKL;だが、
ここにまともな日本語の言葉が発見できない事が、
qwertyを僕が批判する最大のところだ。
だ、さ、が、は、か、だけ打てても、
日本語として何にもならない。
「だが」「はは」「さが」くらい? それだけ打てても日本語として何?
qwertyに慣れてる人ほど、
このことを知らないので、
誤った学習をしてしまいがち。
もしあなたがqwertyに慣れていて、
新配列をやってみようとして、挫折していたならば、
あなたの学び方が新配列の学び方をしてなくて、
qwertyの学び方をしていた可能性が高い。
同じキー配列だから同じだろと思ってるのが間違い。
新配列は、qwertyと質的転換をした発明だから、
その発明の本質に従って学ぶべきだ。
それが窮屈というのなら、
日本刀を買って刃筋も知らずに振り回して、
ボロボロの刃が欠けた状態で、
「人を切れない」と言っているようなものだ。
その道具には、その道具の使われ方がある。
その流れに則って、
一から振り回すべきだ。
そしてその振り回され方にその配列は特化しているため、
初手から十分に手応えを感じると思う。
手応えがないときは、
練習法が間違ってるのでは?
と立ち止まってほしい。
この、ことば単位でキー配列を学ぶ方法は、
我々がことばを獲得していくのと同じやり方である。
あるいは、空手の形と組手、
ギターのコードと曲、
ダンスのステップと踊り、
みたいな関係と共通している。
空手をやるのに、まず形を端から端まで暗記したり、
ギターをやるのに、全コードを弾けるようになったり、
ダンスをするのに、古今東西のステップをマスターしたり、
作文をするのに、辞書を全部暗記する必要はない。
まずできるところをやり、
次第にボキャブラリーを増やしていくべきだ。
空手ならパンチとキックと基本ディフェンス、
ギターならメジャーなコード、
ダンスなら基本ステップ、
ことばなら基本語彙。小学生幼稚園レベルで良い。
新配列の場合、必ずホームポジションFJ周辺に、
まず一つ目の言葉がある。
そこからはじめていけばよい。
2026年06月02日
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エッセンシャル思考 p246 より
心理学の研究によると 人間のモチベーションに対して もっとも効果的なのは 「前に進んでいる」 という感覚である。
小さくても 前進しているという 手応えがあれば 未来の成功を信じられる。
そのまま進み続けようという 力になる。
タイピング練習には それがない、 点はあっても 点がつながって 線にならない 期間が長い、ここで ほとんどの人が 脱落してしてまう。
暗黒期が長い理由、規則性のない ランダム記憶だから。
ランダム記憶のサイズ と 習得期間
英字 26字 1ヶ月
掛け算九九 1の段と逆は記憶不要で 33個くらい 1ヶ月
インド式九九 12 X 12 もあるとか 60個くらい
カナ配列キー 60 〜 90 くらい
漢字 2K 〜 3K字 3〜4年
タイピングは うっすら全部 記憶しないと 実用にならない。
高頻度パターンは自然に習得される、だから 低頻度カナを練習すべき、低頻度カナを含む 単語を打て、 西村博之 ミヤネ屋 など。
ありがとうございます。
何が先入観の正体かわかりました。
> タイピングは うっすら全部 記憶しないと 実用にならない。
ここですね。
うっすら全部記憶しなくても実用になりますよ。
半分しかカナを覚えてなくても、
それだけしか使わない言葉で書けばいいと思います。
ことばが豊かな人ほど可能でしょう。
足りないやつは都度やってけばいいだけです。
短期的戦略で全記憶しようとするから挫折するんですね。
なるほど勉強になります。
キーボードにたとえれば、
ctrlキーを知らなくてもそこそこ使える、
くらいに考えられるか?ですね。
妙な完璧主義というか潔癖主義が邪魔をしてるっぽいな。
のイライラ に 人は耐えられない、 サイコパスの意志力がないかぎり。
高頻度は自然習得に任せて、低頻度カナ潰し のほうが有効、 午後五時 ゴギガガガギゴ
配列習得を期間によって俯瞰できてなくて、
初期段階/最終段階のことは議論できず、
中間段階にしかフォーカスしてないということは、
あなたはまだ配列を習得してないのでは?
配列の 成り立ち・仕組み を理解し なぞる 練習すると良い 説。
(まるで 推しの魅力を語るファン)
イライラのポイントを 探して潰す 説。
(配列作者の キモチは 知らんけど な人)
第三の説は あるかな。
道具一般の話ですが、
その道具がどのようにして作られ、
使われるようになっているかを理解しないと、
それが動く方向に動けないと思います。
どんな道具にも弱点はあるので、
長所と表裏で理解するべきでしょう。