同時押しゆえに、
押す順番が関係なくなるメジロ式の話。
書こうとしたらご本人が報告してくれてるので、
読んだ方が早い。
https://x.com/jeebis_iox/status/2063279571261403476?s=20
日本語は語順が自由なのと関係してるかな?
これが語順で意味が決まる英語圏の脳の人だったら、
どう感じるのかしら?
興味は尽きないので誰かやってみて。
「していない」=「する+〜ている+〜ない」
というのが脳直的になる、
意味直接的になる、
というのはとてもわかる。
これを、
「して」「いない」の2ストロークで打つこともできるとして、
どっちが楽なんだろう?
明確に1ストロークの意味合成が楽ならば、
2ストロークになることはないと思うが、
指の形や慣れの関係で、
2ストロークの方が楽ならば、
2ストロークで書き続ける人もいるのかな?
つまり複数のルートがある場合、
人はどちらを選ぶのだろう問題だ。
このへんは作者だけではない、
ユーザーの意見も聞いてみたい。
まだこの辺は新しい実装なはずなので、
浸透していない技のはずなので、
これまでのやり方より明確に楽にならない限り、
従前のやり方を取るだろうなと思ったのね。
でも一般的に、
ステノワード系は、
どんどん単語を一打で出すとか、
省略入力に流れていく傾向にあるから、
一発で出せることのほうを気持ちいいと感じる節はあるよね。
これはカナ配列でも対立のある問題で、
僕は3キー4キー同時押しでモーラを一発で出せるなら、
そっちのほうがいいじゃん、
って思うんだけど、
同時押しは煩わしく神経を割きたくないから、
月配列のような順次押しがいいのである、
という人が一定数いるんだよね。
僕は一概念を一回の同時押しにしたほうがいいと思う。
順押しの中に同時押しが混じるのがいやだけど、
全てが同時押しのメジロ式はセーフ、
という人もいるかもなあ、
などと想像した。
で、次の疑問は、
「してはいない」「してない」「しない」
「してないのだ」「していないのよね」
「してないね」「してなかった」
などで迷ってる時もあると思うので、
そのときは決めてから指を動かすのか、
とりあえず打ち慣れたもので先走りして、
あとで直すのかどっちが速いかなあということ。
後者のような気がするんよな、
意味直接論で言うと。
それでデモで見た、
文節単位で選択することの重要性が増すなあ、
と思った。
でも文節選択(ctrl+shift+カーソル)は正確ではないので、
イラつくのかもしれない。
僕はイラついて「ちゃんと働かないじゃん」って諦めて、
7文字選択と1文字選択を使い分けて選択する、
という一意で原始的なやり方に収束したのだが。
音写ではじまったはずの速記系が、
なぜか脳の中の音写ではなく、
意味を直接組み合わせる方式になってるのは興味深い。
他人の言葉のコピー打鍵だけでない領域がある、
という感覚がある、
というのは聞いてみないと分からない話だ。
飲み会で盛り上がった、
僕の中には脳内発声がない(ほとんど)、
というのがレアケースらしいというのが、
またわかったわけだが、
みんなどうやって考えて書いてるんやろ。
ラクダエンさんによれば、
音韻ループは文単位かそれより長く、
1日寝る前程度までは持つそうだが、
えーそんなの無理じゃーん3秒で文節が消えるなー、
つまり「スーパーに行って卵を買う」は脳内で保持できないなー、
って思ったのよね。
5秒も経てば忘れそう。
口でブツブツ言えば1分はキープできるだろうが、
ブツブツをやめたら5秒で消えそう。
だから買い物の時は、
僕はメモがないと何もできない。
誰かと卵を買う話をしてたら思い出せる(かも)が、
脳内で思いついたことは、
スーパーに出かける前に忘れてしまうと思う。
じゃあ自分がメモ無しのときにどうしてるかを考えると、
頭の中で「自分がスーパーまで行って卵を買う」
想像写真をつくる。
そのハイライト場面、スーパーの前に立つ自分とか、
そこに行くまでの分かれ道で右へ行くとスーパーとか、
卵売り場の前で卵を取る自分とか。
その脳内写真がメモがわりになって、
それで音韻ループなしで行動してます。
あとは文字メモを見るかどっちか。
小学校の頃から明日の用意ができなくて、
それはメモをしてなくてすでに消えてるから。
大人になってもできない。
だからメモを取る。
メモを忘れるのが一番怖いので、
左前ポケットといつも決めた位置にメモを入れる。
たまにパンパンになっている。
ADHDの境界例かもしれないねこれ。
こういう、
脳と考えと文章に、
キーボードや入力方式は追随するべきだ、
そしてないのでつくってきた、
というのが現在地点。
おそらくメジロ式の意味直接感は、
脳内発声、音韻ループを伴わない感覚になってるだろうから、
かなり面白い現象だなーと。
他のメジロ式使用者もいずれそうなるのか、
ただの音声コピー機として使うのかを知りたいな。
打鍵動画を見ればそのへんの分別がつくかも、
と思ってるので打鍵動画を見たいのよね。
僕の予想では、
手数が少ないほど、
意味を一連にとらえるようになるのでは、
などと考えている。
世の中の人は、
「他人の言葉を写すのと、
自分の言葉を写すのは同じ」
と考えてる人が多い
(これは音韻ループがあるから、
というのがラクダエンさんの見立て)そうだ。
僕は全く違う派なので、
全く違う派の動画を増やしたいんよね。
これが証拠である的な。
特にステノは音写のイメージが強いから、
そうじゃない話は意外で、おもしろいと思う。
漢直にたどりついたのも、
僕の中では漢字で考えられている事を、
わざわざひらがなに分解したくなかったから。
意味直接入力を、(部分的にだが)やりたかった。
メジロ式では動詞の語尾変化の部分であるが、
いずれ違うところも進化するかもなー、
などと予想してみようかな。
2026年06月07日
この記事へのトラックバック


>「は・へ・を」のような音と見た目の乖離
僕これよくわかってないんですよねー。
こういうもの、という概念だから音を介在してないんですよ。
口から出す時にわ、え、お、になるだけで、
頭の中では助詞として音無しで存在してますね。
人の話を聞く時は耳で変換して助詞になるため、
相手がどのように発音したかの記憶は秒でなくなります。
一応子音母音同時で、HA、HE、WOのようにも入力できるけど、
それだと音の乖離があって気持ち悪いので、
それを使わずに助詞直接入力(親指あたりのキーだっけ)を使ってるという解釈であってます?
動詞の件も含め、
元々あった音写の速記ソクタイプの機能とは異なるレイヤーの、
メジロ式独自?の省略入力が今はメインなんですかね?
(ソクタイプがどこからどこまでを指すのか公開情報が限られてて分からないが、
とりあえずは子音母音同時押しによる二音節熟語入力までとして)
頭の中では助詞として音無しで存在してますね。
ほえ〜。不思議です。私は文字が読めるようになる前から助詞として/ɰa/の音で覚えているので、音と密接に関わって覚えていますね。実際、小学校で「助詞のワは例外的に"は"と書くんですよ〜」と教わらなかったら、「は」とわ書かない気がします。
>一応子音母音同時で、HA、HE、WOのようにも入力できるけど、
それだと音の乖離があって気持ち悪いので、
それを使わずに助詞直接入力(親指あたりのキーだっけ)を使ってるという解釈であってます?
そんな感じです。実際、WOと打つと「うぉ」が出るように設計していて、「を」を出すためには助詞キーを使わなければならないという設計思想です。あとは物理的な話ですと、メジロ式の入力のほとんどはフィンガーで行うわけですから、助詞を親指にすることで「フィンガー→サム→…」のループになって打ちやすいです。助詞は裏拍みたいなリズムですね。
>動詞の件も含め、
元々あった音写の速記ソクタイプの機能とは異なるレイヤーの、
メジロ式独自?の省略入力が今はメインなんですかね?
その通りですね。ソクタイプの面影はもはや形だけ?
あとそもそもソクタイプは追加音のキーが少なくて全部の音読み熟語には対応していなかったので、熟語入力に関してもソクタイプとは言えないです。メジロ式v1のスタートは「音読み熟語の全対応」がコンセプトでした。
なるほど大体予想通りでした。
やっぱり色々公開してないソクタイプが悪いなw
薙刀式とメジロ式の違いについて色々考えたので、
まとめた記事をアップしておきます。