今回薙刀式体験ブースで、
効果が高くておもしろいと思える、
ワンショット漢直の体験も希望者にはしてもらった。
いう/言うの使い分け、言/行の打ち分け、
「った」を見ながら、言った/行ったの打ち分け、
などを体験してもらう。
これが今僕の体験してる脳直です、
というのは、やったことない人には衝撃であろう。
なるなるさんの感想:
> 薙刀式からの漢直を触れたのがいちばん収穫かも。
> ありえないものを見たときの例の笑いが思わず出た。 私が言葉を書くときには全く使わない経路を使う感じ。他人の思考回路を脳に注入される感じ。脳内の概念を非言語的に言語化してる感じ。
概念が直で結果として現れるのは、
手書きではあたりまえなことだ。
(ラクダエンさんは、字形を想像しながら文字を書くらしい。
えーじゃあ遅くて役に立たないじゃーんと思う。
僕はそんなことほとんどなくて、
勝手に手が動く自動書記に近いので)
それをデジタルでは、
気づかない?いろんな段階を踏んでいて、
直にはなってないことが多い。
それを一部短絡しました、
というのが今回の一打漢直。
すべての漢字が2打ないし3打の、
これまでの漢直と違うのが最大の違いかな。
同じ位置の二打面に同音異義が入ってるのもいいよね。
まあとにかく、
日本語の骨格(主観)になる、
結節点になるような文字はわりと一打で打てるので、
その骨格だけ直でやり、
細かいところはIMEにやらせる、
という、勘所は俺が直で抑えるよ、
というやり方は新しいかもしれないね。
フル漢直できない自分だからこそ、
その発想になったかもしれないが。
逆に言うと、
実は多くの人がデジタルで第一稿を書く時に、
各段階でいろんなものを削り取られてる可能性があると思う。
僕はたくさん削られてる感覚があったので、
100%ストレート直結を、
部分的にだが実現した。
これはねー、体験しないとわからん感覚なんよね。
今まで直接だと思っていたものが、
実は間接的だったのだと自覚できると思うなー。
まあ、そもそもローマ字からカナ配列に至ることすらも、
子音母音分解という間接を経なくていい、
という体験かもしれないよね。
これがメジロ式になれば、
もっと違う直接ルートがあるよな。
この辺の感覚を、
動画で収録できるといいなあ。
脳、身体、画面の、
身体が消える感じは、めっちゃおもしろいのよね。
2026年06月07日
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ただ、漢字を直接キーコードで出力することはできないし、UNICODEも漢直もPC側のセッティングが必要なのが難点に感じてますね。
実際に大岡さんはどうやって実装されているんですか?
できた!というときにソースコードをいずれ公開しますが、
DvorakJです。
DvorakJは正体はAutoHotKeyで書かれたスクリプト言語で、
AutoHotKeyのsend_string関数は、
定義ファイルの文字をUnicodeとしてIMEに投げてるみたいです。
なので、カナだろうが漢字だろうが、
全部まるっとIMEに変換前入力中文字として見えています。
(編集モードのキーコードにない記号、
たとえば○・【】《》などはこれで実現しています。
また固有名詞モードの固有名詞送出も、
実質漢直ですね)
つまりスペースを押す前で、
いった言った行った
…………………………←入力中未変換の下線として
という状態になりますね。
変換をかける前にすでに漢字なので、
この時点で変換せずに確定を押すこともできます。
ここで変換をかけると、
「いった」はその時のIMEの状態に応じた変換、
言った行ったはそのまま、
ただし注目文節をそこにしてもう一回変換すると、
どうやら「言」を再変換してひらがなにして「い」にして、
「いった」から変換した結果のもの、
になるようです。
こんなIMEの挙動を利用しています。
ちなみにMS-IMEです。
IMEによってはできないかもしれません。未確認。
Unicodeで送ることができればいいんですが、
qmkからだと難しいんじゃなかったっけ。
zmkは知らないけどできるのかな。
たとえば「い1」「い2」に、
言、行を漢字登録しておき、
キーボード側からは「い1」「い2」を投げて、
変換時に目的の漢字に変換できる、
というやり方があります。
ただMS-IMEの場合、
「言う」の連用形で「いいた」は可能だけど、
「いった」の即音便形がだめで、
諦めた過去があります。
また、変換前には、「い1った」と文字があるので、
なんかうざいです。w
変換前に漢字が見えている、前の方式の方が優秀ですね。
制限はありますが。
私はどうやら、たとえば「言った」と打つときには、手が動く前に既に脳内に「言った」という文字列映像と音声がセットで浮かんでいて、そこにたどり着くために音声を手がかりに手が動いてローマ字を綴り、スペースキー連打で脳内映像と見える文字列とが一致するまで進み、確定あるいは次を打つ、みたいなことをしてるっぽいです。映像がゴールという意味では手書きに近いです。
漢直は、この経路の「音声手がかり」ルートをぶっ飛ばして脳内映像と一致するものが出てきたのでびっくりして思わず笑い出してしまった。変ですね、手書きなら当たり前なのに。
文字列の映像が先に出るというのは、あらためて脳内の動きを意識してみて、そうなっていたことを見つけて、今まさに驚いています。自覚できたのも漢直体験のおかげ?
文を整えるときの視覚優先傾向、というのは前から意識していた癖ですけどね。「今驚いて」と書くと漢字が連続して視覚的に嫌なので、「今まさに驚いて」のように漢字間にひらがなを差し込む、みたいな癖です。でも句読点を打つ頻度はたぶん音声優位で、脳内発声で呼吸が苦しくなっちゃう前に早めに点を打つ、みたいな感覚はちょっとあります。
なるほどありがとうございます。
そうやって獲得された脳内の挙動と、
タイピング→カナ漢字変換は、
「だいぶちがう」ということがずっと気になっていて、
じゃあどうすればいいのか、
を自分のできる範囲で探ってきたのが現在地です。
音と絵と両方あるっぽいですね。
そういうルートもおもしろい。