2026年06月12日

【薙刀式】速度ばかりアピールするとこうなる

Twitterから、廃れた親指シフトを論じて。
> 日本語入力速度がそこまで必要な人は少数派だったということだろう。

いや、速度だけが目的ではなかったはずなのに、
こういうイメージがついてしまったんだろうね。
「私はこのままで良いので」という反発も招くんだろうな。

「効率の良い」とはどのようなことかを論じるか。


新配列の存在意義は、
現状への批判だ。
それを改良して良くしよう、という発展である。

誰もが効率が良くなる。

効率が良くなるとは、
指の動線が整理されることだ。

移動距離は短くなり、
複雑な運動が簡単な運動になることだ。

結果、速くなるし疲れない。


ダダダダとマシンガンのようになるのではない。
動線が楽になるのだから、
つまりあなたの指はゆっくりなのに、
結果、速くなる。

この理屈をうまく言わないと、
「私は別にダダダダ……をやりたいわけではないので……」
になってしまうのではないだろうか?


つまり世間のイメージの「速い」を、
早打ちチャンピオンに置くから、
「別にいらない」になる可能性がある。

「ゆっくりなのに結果速い」という、
摩訶不思議な魔法だ、
と解説するべきなのかもしれない。

比較動画をつくるべきだ。
同速のqwertyと比べて、
指が遊んでいるようにゆっくりに見えること、
同じ速度の指にしたら、
qwertyより遥かに速いこと。

この、「同じ速度の指」が難しいね。
ここをうまく定義できたらな。

数字的にはkpsで揃えてみたらどうなるかは見たいか。
ギア比が違うことだけを見せられるかもしれない。

これは実験するべきかも。
でも俺qwerty下手なんだよなー。まーいっか。


誰もが楽になれるんだ、
それは動線効率がよくなるからだ、
結果速くなるよ、
と三段論法にすると、
「新配列は速くなる」と、
短絡して覚えられてしまうだろう。

一言で覚えられなければならない。


「新配列は、忙しさが取れる」
みたいに、
言い直すべきだろう。

アクション比でいえば、
0.97:1.7だから1.75倍忙しさが取れる、
までは言えるだろう。
ただし同時押しとかがあります、
は誠実に言うべきだろう。

総打鍵数でも、
1.3:1.7だから1.31倍忙しさが取れる、
は言って良い。

肩こりが3割楽になる、みたいなことだけでも、
それは良さそうだとなるかもね。

誰もが実感できるいいことは、
「楽になる」だけだとアピール力が足りない。
別に苦しくないし、って言われちゃう。
「速くなる」だと、
そこまで必死じゃないし、って言われちゃう。

「指の忙しさが取れる」
がいいんじゃないかしら。

これなら「取れなくていいし」って人はいまい。
指の立ち回りがよくなる、
指の回転が楽になる、
だから結果速くなる、
くらいを内包しておきたい。


あるいは、
新配列は指に油を差すようなものだ、
と自転車のチェーンにたとえてもいいのかもな。
qwertyは錆びついたチェーンの自転車を、
無理やり漕いでるようなものだから、
ギア比を変えてぬるぬるしたほうが楽だぞ、
ということかもしれないね。

指のギア比を変えよう、でも通じるかしら。
日本語のギア比に応じた配列を使うべきだ、
と一段上の比喩に使えるかもな。

新配列は錆びたqwertyローマ字への特効薬だ。


「あっ、小林製薬!」的にいえば、
ヌルヌルニナール、
ということかしら。

ハヤクナールだとただ忙しくなるイメージになり、
私はそんなに速くなりたいわけではないので、
となっちゃうかもしれない。

それは、日本人がqwertyしか知らないからだろう。
それがそのまま速くなるイメージしか湧かないんじゃないかしら。

だって速く走るのは、忙しく手足を振るしかないからね。
肉体でギアを変えられないからね。
いい自転車と違ってギアついてないからね。
ママチャリと同じだから、
ひたすら漕ぐしか速くなることはできない。

それをしなくていいんだ、指のギア比を変えようぜ、
というのがギアを知ってる人には分かりやすいかもしれない。
小林製薬的にはグングンススームでいいのだろう。



つまり、
親指シフトはキャッチコピーが下手だった。

ハヤクナールじゃダメだったんだよ。
ヌルヌルニナールが必要だったんだ。
でもそれほど動線整理がなかったので、
ドウジニオセールまでしか言えなかったんだろう。

親指シフトというネーミングはキャッチーで絶妙だったけど、
指がしゃべるとか言ってないで、
ドウジニオセールと言うべきだったんだろうね。



ヌルヌルニナール、
みたいな動画作りてえな。
漢直なしの純粋薙刀でqwertyと比較してみるかなー。

自分的にはヌルヌルニナールの実感はなくて、
すっかりこれが普通なのだが、
qwertyに変えるとギシギシニナールなので、
その対比はできそうだな。

小林製薬論法いいな。バカでもわかる。
コピーとしてだいじな作法だ。



ぬるぬるになりたくない人はいないだろう。
暇なときに動画撮るかな。

僕らは別に速くなりたいわけじゃない。
あのギシギシの鎖から、
解放されたいだけなのだ。

結果、僕自身は3倍速くなったよ。
3倍ぬるぬるになったら、3倍くらい効率よくなるでしょ。

速さアピールしても、
一般人の感覚と異なる修羅の螺旋に巻き込まれるだけだ。
ヌルヌルニナールでいこう。


もう少し詳しく書けば、
指の忙しさが1.75倍取れる。
約2倍は言い過ぎかもしれないが、
それくらい指の忙しさは変わるわけだね。

高速のイメージを変えていこう。
ヌルヌルニナールで。

(ただ複数の配列を比較すると、ヌルヌル自慢大会になるw)
posted by おおおかとしひこ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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