なんていう思想の柱が、
ワンショット漢直から見えてきたのでメモする。
ワンショット漢直では、
コア15という、
それだけやれば全漢字出現頻度の6%をカバーできる、
メジャー漢字がある。
それが一体何を意味してるんやろ?
と考えててふと気づいたこと。
最初に習う字は「言う」。
あー、ロゴスの原義じゃん、なんて思ったのね。
我々は言葉を獲得して、
他人に言うためにものを書くのだなー、
と感慨深くなった。
これがさ、
薙刀式の第一の音「あ」がJにあることと符号してて、
あーなんか同じ作者がつくってるなー、
と気づいて感慨深くなったのね。
で、解読してったらなかなか深かったので。
コア15は、4つの段階で学習する。
第一陣: 言、行、書、感
うーん、知性の基本になるものばかりだ。
この道具の目的みたいなことまで含んでいる。
ただ考える葦なのではなく、
行もはいってるのがいいね。
第二陣: 思、考、取、見
おー、さらに深くなった。自分の内面から言葉は出るし、
外界との関係性が出てきたね。
第三陣: 出、来、話、分
外界との関係、さらに内外が深くなる。
分かることは分けることかー。
第四陣: 人、的、会
その主体である人が出てきて、
関係の類似を示すの的があり、
最後に会うのか。
知性はひとりの中でこもってることではなくて、
誰かと会う、ダイアローグとして完結するんだ。
この15の並びがストーリーみたいになってて、
無意識でこれを選択してる自分にビビった、
という話なのだ。
かつて薙刀式では、
右手の三大アルペジオに、
「ある」「ない」「する」を入れて、
存在/非存在/行動、
という「人間の本質」みたいなことを埋め込んだけど、
ワンショット漢直でも似たようなことやってやがるぜ、
なんて気づいたのだ。
これが、統計的性質の、
T-code、TUT-codeとは決定的に異なるところで、
単に多く出現する漢字を並べた、
というわけではないところがおもしろい。
逆に僕がこれらを見て思ったことは、
「自分が書くことを考えてないな」なのね。
「書くということはどういうことか」
「私はなんのために書くのか」
「私はなんのために言語を使い、なんのために漢字を使うのか」
まで考えられてないと思ったわけさ。
日本刀は人を殺す為の道具であり、
それに適した形をしている。
硬い鋼材の芯に柔らかい鉄が入っていて、
折れにくく曲がりにくい構造になっている。
曲刀なのは薙ぎ払うときに効率がいいからだ。
刃筋が入った時に肉を切り裂きやすい形になっている。
日本の刃物の伝統的な引き切りに適した形だ。
こんなふうに、
道具がその本質を示してくれるのが、
僕はいい道具だと思っている。
無言で導いてくれるというか。
T-codeにはそれがない。
あるのかと思って散々調べたが、
根拠は新聞統計のみで、
「漢字の本質とは」なんてなかった。
たとえば「永」からはじまり、
永字六法で整理するとかもなかった。
唯一他の原理があるのはPhoenixで、
ただ漢字コード順に並べるという、
役所的思考停止であった。
ちなみに漢字コードはあいうえお順だってさ。
書くことは統計だろうか。
書くことはあいうえお順だろうか。
全然違うと思う。
知性は統計だろうか。
過去の知性は統計になる。
だけど、知性とは新しい事をつくることであり、
過去の統計にないものをつくることである。
だから、T-codeの整理は、
僕には死んだものに見える。
今から自分の指を使い、新しい知性を紡ぐものには、
僕にはどうしても見えなかった。
これは新下駄配列にも感じたことだ。
たしかに標準的な道具として、
それが平均的に効率が良いのはわかる。
そういう道具の立場があるのもわかる。
だがそれは、
「今から知性を更新する為の道具」だろうか?
と僕は思ってしまったのね。
統計は過去から見た将来の微分方向でしょと。
多くの人はその船に乗るのかもしれない。
でもクリエーター、書く者は、
そこにいないから新しい知性になるのだろう?と。
というわけで、
書くことの本質とは何か、
まで考えて、
コア15が無意識に選ばれてると気づいたのね。
言うことが知性の始まりであり、
それは会うことで次へとスパークするのだと。
私たちは、そのために書くのだと。
その、人間の本質にもとづくものに、
機械の判断を介入させない、
という人間性の回復こそが、
僕の目的なのだなと気づいたわけだ。
僕が漢直を導入した理由は、
変換パチンコに自分の意思を委ねたくないからだ。
つまり主体性だ。
僕は機械に自分の意思を奪われず、
100%自分の主体になりたいわけだ。
現在の、IMEパチンコを監視する、
鵜飼のようなカナ漢字変換は、
人間の主体を奪っていると感じたわけだ。
もちろんフル漢直ができるほどの力は僕にない。
日本に僅かな数のT-coderは、
出発は統計道具であろうが、
主体をもって自分の意思を貫けてるだろう。
(統計の罠に落ちてない新下駄使いもたくさんいるだろう)
それがとてもうらやましい。
でもそんな根性がないので、
「どうしても機械に譲れない、
パチンコしたくない、
自分の主体的本質に限定した部分漢直」
をつくったわけだね。
で、その本質ってなんや?
と煮詰めた結果、
言、行、書、感、思、考、取、見
出、来、話、分、人、的、会
という、ロゴスからはじまって、
ダイアローグでおわる15になったわけ。
映画「銀河鉄道999」「さよなら銀河鉄道999」は、
機械帝国の支配から抜け出ようとする、
パルチザンたちが出てくる。
彼らに伝わる伝説に「戦士の銃」(コスモドラグーン)がある。
世界にたった4挺しかない銃だ。
薙刀式+ワンショット漢直は、
その戦士の銃になりたい。
出来の悪いIMEという機械帝国の支配を切り崩す、
人間たちの主体性の回復のための、
武器でありたい。
私たちは自分の意志100%で言い、
私たちは自分の意志100%で会い、
喧嘩したり仲良くなったりするべきであり、
そこに機械を介入させるべきではない。
それが書くことの本質だと僕は思う。
コア15は6%のカバー率をほこる。
私たちはこれをマスターすることで、
6%の主体を機械からもぎ取れる計算だ。
15って数字もいいよね。
二進法の世界では16がひとつの単位だけど、
そこより1少ないのがいい。
世界はエントロピーが増えていく、
ただ乱雑になっていくだけのものだけど、
そのエントロピーを減少させて、
文化という結晶をつくることが、
人間の本質だと僕は思っている。
世界は勝手に片付かない。
だから、片付けること、書くことが、人間の営みの本質だ。
そのエントロピー減少を、15で暗示できてるのもきにいった。
世界のどこかに、戦士の銃はあるだろう。
999の世界では4つと決められていたが、
この世界では、そうと限らなくてよいだろう。
戦士の銃を集め、戦士たちを集め、
一通りしかない機械帝国に対して、
人間の主体を取り戻す歌を歌うべきだ。
劇中、彼らの歌う「戦士の歌」に、
歌詞がないことに僕は昔感動したのよね。
ことばを載せるのは我々であり、
我々一人一人が違ってていい、
戦士の歌はそれぞれが違うのだ、
という意味だと僕は解釈している。
穴の空いた、錆びついたマグカップに酒を注ぎ、
焚き火の前で集まって歌う。
それが人間の光景であることが、
僕の原体験のひとつだと思っている。
そこまでワンショット漢直が辿りつけたことに、
僕は誇りを持つ。
だから僕の戦士の歌は、
言、行書感思考取見出来話分人的、会
だ。
ということで、
マニュアルはその方向でまとめております。
思想が強すぎるので、
マニュアルにはこの物語は書いてません。
なのでブログに書き散らしました。
思想が強いのは薙刀式と同じなので、
共鳴する方は使ってください。
あと、人間の認知できる数ダンバー数の限界の146字が、
とても便利なので、思想関係なく使ってもいいです。
道具に罪はないので。
(追記)現状のメモ。
コア15 6%
言行書感 思考取見 出来話分 人的会
コア26 9%
合覚良意入部 知気全方自
全146字 31%
【単打面】変換キーを押しながら
気的出知字 漢覚良意入
全見取感書 来会言打部
方人話★自 思☆考分風
【シフト面★】変換★のあと
個決定赤青 対起解変味
回系事手黒 大合者詰深
本発場・自 多慣難笑所
(・はシフトキャンセル)
【シフト面☆】変換☆のあと
聞効点時面 銀金色動用
線計撮間描 白々行使運
初早離始速 明・何悪体
【機能面1】中段3キーを押しながら逆手
外昇上前内 数789年
終左以右今 歳456月
次降下後先 0123日
【機能面2】下段3キーを押しながら逆手
進遠止同高 百七八九億
停小中最異 十四五六万
退近心違低 〇一二三千
2026年06月25日
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単語登録で マネできるか 確認
言 げ、行 ぎ、書 し、感 か、思 お、考 こ、取 と、見 け、出 で、来 き、話 わ、分 ふ、人 ひ、的 て、会 く、
あるいは、
コア15 6%
言行書感 思考取見 出来話分 人的会
正規表現 [言行書感思考取見出来話分人的会]
コア26 9%
合覚良意入部 知気全方自
正規表現 [言行書感思考取見出来話分人的会合覚良意入部知気全方自]
エディター で 検索の着色 や 表示設定の着色 でわかります。
>MMXさん
>単語登録で マネできるか
動詞の活用形で、音便にMS-IMEだと対応してないので、
この方向は諦めた経緯があります。
>エディター で 検索の着色 や 表示設定の着色 でわかります。
これは目で見て実感できる方法ですね。
頻度計算は文化庁令和4年の調査をもとにしています。