2026年06月29日

【薙刀式】新配列と標準運指

新配列の前提は、「標準運指でブラインドタッチ』だ。
それ以外は考慮の外で、
開拓されていないと言ってもよい。

Twitterから。
> QWERTYが最適な配列じゃないことはわかったけど 新しい配列に関してみんなホームポジションが守られることを前提に語っている気がする 自分みたいに左手三本と右手三本しか指を使わない縦横無尽運指の人間は実はもっと最適な配列が別にあるのではないか

はい。その運指が詳細にはどのようなものか分からないが、
最適は別にあると思われます。


ただ、その縦横無尽運指なるものが、
あっちこっちに指が飛び、
トータルで使用エネルギーが大きいのでは?
という可能性はある。

たとえば1時間連続稼働ぐらいが限界かもしれない。
いや、それぐらいしか打たないのだ、
ならそれでも構わない。

僕の前提は1日8時間使用とか、
12時間使用とかなので、
あちこちに飛び回るのだと「疲れそう」
というイメージがわいてしまう。

つまり、「高速で打つ」ことの、
イメージが違う気がする。


従来の「高速打鍵」とは、
秒8打(普通の人の高速)〜秒20打(競技レベル)
のような、
「猛烈にダダダダと打つもの」というイメージがある。
それはqwertyによる先入観だ。
この人の「縦横無尽」という一抹の誇りにも、
そのイメージがあるように思える。

しかし新配列のイメージは逆だ。
「指はおっとりしてるのに、
出来上がる文章は早く出来上がる」
が理想だと僕は考える。

なぜなら、標準運指でどっしり構えて動かないからで、
打鍵数も少ないし、
指のトータル動線が短くなっているからだ。

同じ完成速度だとしても、
指はゆっくりになる、
というのが新配列の目指すところだ。


で、元々ある指の速度くらいで打てば、
文章完成速度が速くなる、
というのが新配列だと思うと良い。

新配列を猛烈に打つ人はあんまりいない。
その必要がないからだ。


ウサギとカメでいえば、
ウサギを極めようとするのがqwertyローマ字では?
と思う。
無駄に回転が速く、
瞬間的には猛烈に見えるが、
ガス欠も早い。

一方新配列はカメで、
一見トロく見えるが、
ゴールにはいつのまにか先に着いてる感じ。

ウサギなら三手かかるところが、
カメは一手だとしよう。仮に。
そしたら、カメは3倍ゆっくり動いても、
ゴールは同時だという事になる。

これが新配列の目指す「速さ」だ。

動線効率がいいからできることであり、
この動線効率こそが、
新配列の設計の中核になっている。


「蜂の千手、熊の一手」という言葉が、
中国拳法にある。
ダダダダと軽い打撃を猛烈に打って倒すか、
のそりと一撃で倒すか、というたとえだ。

qwertyは、千手で文章を書く。
新配列は、一手で文章を書く。
おおげさにいうとそんな感じ。


なので、まず「縦横無尽」というのが僕は気になったのね。
それはウサギや蜂のパラダイムよねと。

カメや熊の考え方にならないと、
今の新配列の考え方を何も理解できないのでは?
と思ったのだ。


今話をわかりやすくするために、
3倍とか1000倍にしたけれど、
実際にはそんなに開きはない。
大西配列はqwertyより運動経路1/3くらいになってるから、
3倍はあってるのか。


なお、
小指不使用の3本指でよければ、
カタナ式があるので、
そういう選択肢もあることは書いておく。



今僕は、結果的スピードを上げるために、
なるべくゆっくり動こうと考えている。
手を動かし続けると疲れるからだ。

漢直はそのひとつで、
秒1漢字、秒3カナ打てれば、
1600字(変換後)/10分程度になり、
現在の1500より結果的に速くなる事を、
先日試算した。

なので頑張ってワンショット漢直を、
無意識化しようと実験中だったりする。


無駄なダンスをしない。
静かにして、ただスッと動いて仕留める、
剣の達人のような動き。
そんなふうに打鍵の質を変える事が、
新配列がやろうとしていること。

タップダンスをさらに速度を上げたければ、
高速タイパーたちが自分たちのために設計を始めたところなので、
それをチェックしてもいいかもね。

現在この方は大西配列を触っているようだが、
ダンス用の新配列を作ってもいいだろう。



前提が違うと、見方にも偏見が入る。
僕の指は競技者の1/3程度に遅いが、
結果的文章完成速度は9割程度なのが、
たのんさんと僕の比較でわかっている。

そのためには、
ホームポジション維持の標準運指が、
一番動きが少ないのよね。
posted by おおおかとしひこ at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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