https://x.com/ditto_fe/status/2080236102309593566?s=20
オッきました。
おや、変だぞ?と動線の感覚に違和感。
そして気づく。
これ、コラムスタッガードだ。
と思って過去ツイートを遡る。
ビンゴ。コラムスタッガードの写真が出てきた。名探偵あらわる。
その根拠を。
観察:
・右手部で、やたら人差し指-薬指の組み合わせが多い
・一方、僕が一番使ってる、JI、MKを使ってない
・しかし中段同士の横線はかなり使っている
・なぜか上段同士、下段同士がない
推理→これは右手はコラムスタッガードでは?
根拠:
・左手部は右手部ほど感覚が繊細さがないので、
右手部が中核的な感覚
・コラムスタッガードを触ったときに、
JIとMKが遠くなるなーと思ったことがある
(ほかにも格子配列でのアルペジオの感覚とはずいぶん違うなー、
と感じたので僕はコラムスタッガード使いこんでない)
・同様に薙刀式でよく使うIL、あまり使わないけどK.も、
ロゴス配列では使わないっぽい
・これは中指だけ上がった形式なら納得できる。
どれも格子配列より遠くなるからだ。
・一方薬指は中指ほど上がらないか据え置きのこともあるため、
実質人差し指-薬指の関係性は、格子配列と変わらない
・コラムスタッガードの優位性をアピールするときに、
「中段のホームポジションで指の長さと揃うこと」は、
よく言われる。
だが斜め運指のことを言われることはない。
なので、優位点を生かして、
格子配列に比べて悪化した部分は使ってない、みたいなことか。
・同様に、上段同士、下段同士がアピールされることもない。
中段に構えた指同士の距離感は、
伸ばしても縮めても変わってしまうため。
(これをキーキャップのプロファイルで微調整するものなのだが、
全く同じ関係性にはならない。もっと3D的だからだ)
僕が格子配列を好んで、
コラムスタッガードを離れた理由ばかりだったので、
これはコラムスタッガード用だな?
と看破できた感じだな。
で、どうせやるなら3Dだろ、
と僕は3Dキーボードを設計したんだけど、
しばらく試作して(それでも20万くらいはかけたかなー)、
「格子配列の方がいいのでは?」
と思ったので現在地点にいる。
微細な角度、面の違いで、結局全てのキーが、
主観的等間隔にならないのでは?
なるかもしれないがその解を見出す試行錯誤よりも、
平面幾何学的等距離のほうが、
人間の感覚が合わせやすいのでは?
と思ったので、
現在格子配列を使ってるんよね。
さらに遡ると、
薙刀式のメインアルペジオ、
JI、MKは、ロウスタッガードのほうがさらに近い。
薙刀式の基本アルペジオは、
ロウスタッガードで最初につくられた。
だから若干格子配列で使うと歪なんよね。
もし次に論理配列つくるなら、
格子配列上での運指前提のものをつくりたいくらい。
とくに左右で歪み方が違うのは、
ロウスタッガード前提だからだね。
と、こんな風な体験があるので、
「これはコラムスタッガード用では?」
と見抜いてしまったのかもしれない。
一方ロゴス配列の左手部は、
FEとCFがよく使われている。
CFはコラムスタッガードでは近い距離だからわかる。
FEは遠いはずなのになんでやろ。
たまたまか、癖なのかはわからないが例外的だなあ。
FEが使いやすいと感じたら、
ただちにJIになんか入れると判断するだろうから、
それをやってない時点で「?」と感じたのよね。
この推理であってるかな。
配列の評価は、作者の指の感覚にも影響を受けるが、
ベースの物理配列にももちろん影響を受ける。
qwertyローマ字はロウスタッガードより、
格子配列では打ちにくいことで知られる。
もし世の中の標準キーボードが格子配列だったら、
もっと早期に「qwertyローマ字って合理的じゃなくね?」って、
みんな気づいたはずだ。
qwertyローマ字はロウスタッガードと、
抱き合わせで隠蔽されてきたのだ(結果的陰謀論的)。
新下駄配列はロウスタッガードで開発されたため、
格子配列では若干打ちにくくなるらしい。
でもそれでも使い勝手自体はいいから、
ノーアレンジでも行けるそうだ。(アレンジ版もある)
論理的運指の不備よりも、
指の物理運動が合理的になるメリットが上回るからだそう。
新配列を語る時、
意外と物理配列は盲点になってるんじゃないかしら。
みんな自分の指を無意識に基準とするのと同じで、
無意識に自分の物理配列を基準としてしまうよね。
標準物理しかなかった時代に比べて、
自作キーボード時代になって、
そこが揺らいでいるよなー。
昔のJIS配列は、
無変換、スペース、変換がそれぞれ2.5Uくらいだったから、
それを利用した親指シフトエミュレートが捗っただろうけど、
スペースがどんどん長くなり、
無変換変換を使わねえよってなって端に追いやってから、
親指シフト派が消えてったのは、
「物理配列が論理配列を駆逐する」例として、
記憶にとどめたいところよね。
ロウスタッガードにはそれなりに打ちやすい運指と打ちにくい運指があり、
格子配列には、コラムスタッガードには、同様にそれぞれある。
シンメトリスタッガードやLotus配列など、
別の物理配列にもそれぞれありそうだな。
3Dキーボードにはそれぞれのそれなりがありそう。
ちなみにLotus配列と薙刀式は相性が悪い。
幾何学的配置じゃない分戸惑うよ。
(慣れたら行けるかも知れないが、
初手で触ってみてすごく違和感があった)
新配列は、作者の指の癖や言葉の癖も現れるけれど、
実は物理の癖も現れるよね。
設計要件に隠れがちだね。
みんな「自分のそれら」を無意識に使ってるからだ。
与条件から分離することは難しいと思う。
僕みたいにキーボードとっかえひっかえしてテストする人、
あんまりいなさそうだしw
別にコラムスタッガード専用配列があってもいいと思うけど、
気づいてないなら、と思って書きました。
「この論理配列は○○物理配列で開発されました。
他の物理配列ではテストしてません」
「☆☆物理配列では使いやすい、
△△物理配列では使いにくいことがわかっています」
などがどこかにあると誠実だろうなあ。
あるいは図そのものを想定物理配列で示すか、かな。
(薙刀式は当初ロウスタッガードで図を作っていたが、
最近オフィシャルは格子配列左右分離の図にしている)
2026年07月25日
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ロゴス配列はカラムスタッガードに最も適した配列になっています。
指の遷移コスト計算でカラムスタッガード想定の数値設定をしていて、配字もそれが反映されたものになっていますね。
なぜカラムスタッガードかというと、作者である私自身が第一に使うからですね。30キーに全て収まっていることもあり、この配列のペルソナは「30〜40%の左右分割カラスタユーザー」ともいえるかもしれません。
補足すると、JIは確かに少ないですが、MKは今回使用した上位100連接の範囲でも「いる」「る。」などで使っていますね。
あとFEは、距離的にはCFよりも遠いかもしれませんが、むしろ打ちやすい方かなと。短い人差し指の中段→長い中指の上段で、指が窮屈になることもありませんし。
とはいえ、FEで頻度が高いのは「のは」「では」ぐらいで、それが図で目立っているだけ説もあります。
> ペルソナは「30〜40%の左右分割カラスタユーザー」
というのは最初の方に明記しとくと、読解の助けになるかもです。
>補足すると
あー、MKはMOと重なっててわからなかったのか。
しかしJIがなくてFEがあり、
MKがあってCDがない、
みたいな左右非対称になってるのが「?」と思ったところですね。
僕ならここに最優先ぶっこむなあと。
今回は2連接でしたが、3gramで図示するとまた違う世界があるかもです。
正式にv1として公開できる段階になるまでは、必要以上のことは語らないようにしています。
3-gramで図示するのも面白そうですね。
ただ、3-gramはロングテールで上位連接の支配率が2-gramより低くなるので、50とか100とかだとほんの上澄みの部分しか観察できないかも…
(1000万字統計データによると、2-gramなら上位100連接で全体の27.1%を占めるのに対し、3-gramだと7.7%まで落ちる)
とはいえ面白そうなので、暫定の設計思想でも具体的まとめてどっかに置いとくと誰かのヒントになるかもですよ。
v1として公開したら、
改めてちゃんと書けばいいだけなので。
>3-gramはロングテールで
思ったよりですねー。
まあでも上位100には確実によく使うのがあるはずなので、
そういう流れを見るだけでも面白くなるのではないかと思います。
今まで3gram連接を図示した例はないので。