2026年08月02日

キレとは何か

ダンスのキレはおいといて、
ここで言うのは言葉のキレだ。
映像のキレでもいいし、編集のキレもあるかもだ。

キレとは何か。
どうしたらキレのある文章を書き、
セリフを書き、シナリオを書けるのだろうか。


キレは、
僕は「同じことをやるにしても、短く済むもののこと」という風に捉えている。

つまり情報量が圧縮されたもの、という考え方だね。

ただ、情報が圧縮された、
分りにくいものではなくて、
「圧倒的に分りやすい、とても短いもの」
というのがキレがいい、となるものじゃないかと思う。


南無妙法蓮華経には仏教のすべてが詰まっているからキレがいい、
とか言われても良く分らないが、
色々断るのに「だいじょうぶです」で全部断る、
のはキレのいい断り方だ。

色々あって男子が告って来たとしても、
「あ、だいじょうぶです」と断られたら、
キレのいい断り方になるに違いない。
こういう感じで、
予想されるものよりも、
短く、一発で決めるものが、
キレのいいものだと僕は思うなあ。

「圧倒的なキレの良さ」とかたまに言うけど、
これって「他はたらたらしているが、
これはごく短くスパッと決めている」
ということが言いたいわけだね。

絶対的なキレはなくて、
相対的なキレがあると思ってもいい。

「普通これにはこれくらいかかるだろ」
という予想に対して、
相対的に「これだけ短い」があるわけだからね。

だから、キレの対義語は予想だ。
ベタと言ってもよい。
普通これくらい、という予想が、
短く覆されるときに、
キレがいい、となるわけだ。


キレのいいセリフ、説明、
動作などはすべてそうじゃないかしら。

普通よくある平均的なものに比べて、
圧倒的に短くまとまるときに、
キレがいいわけだ。

ダンスのキレのいい腰つきとかもそうだね。
結局、スピードというか、時間というか、
速度が関係してくるわけだね。

情報量の問題ではなく、
情報量は普通なのに、
時間が短いことが、キレの正体かもしれない。

そもそもこのキレって語源はなんだ?
キレの悪いうんこ?
(もともとは刃物の切れ味から。
ということは肛門は刃物……)


切り口とかキレとか、
文章には刃物にまつわるたとえが多いね。
さすがサムライの国だ。
posted by おおおかとしひこ at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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