みんな資料探しやうんちくを、
たくさん収集して、自分の中に入れてから、
改めて出す、って感違いしていないか。
それじゃ集めきるまで動けないじゃないか。
僕は、出してから入れろ、という。
どういうことかというと、
まず何も知らない状態から、
面白いものを出せ、ということだ。
そうすると、自分の中に入れるだけの空き容量が出来るので、
そこに改めて資料や調べものの事実を入れるのだ。
それからやっとリアリティとか検証していく。
逆の、入れてから出すだと、
アイデアが硬直するという欠点がある。
裏取りをしっかりしていると、
「現実に起ったこと」までしか伸びしろがなくて、
「こんなことが本当に起こるの?」という、
プロレベルの驚きのおもしろ話まで行けないものだ。
だから、逆におもしろい事を先に考えてから、
裏を取った方がいいぞ、
ということだ。
もしあなたがボクサーならば、
減量のつらさや、
実際にはパンチはほとんど当たらないことや、
当たってもディフェンス技術でクリーンヒットを避けていることや、
肩の動きでパンチの軌道が分ることなどは、
リアルに感じられると思う。
しかし、それではあしたのジョーやリングにかけろは書けまい。
あんなにぶっ飛ばした話は、
ボクシングを入れてからじゃ書けない。
入れずに書いて、
あとで専門用語や業界について調べた方が、
面白いものになるわけだ。
あなたがサッカーに詳しいほど、
キャプテン翼は書けないだろう。
同じことだ。
つまり、「その界隈の暗黙のルールを吹き飛ばす」ことが、
面白さだと言いかえてもいいのだ。
入れてから出すと、それを破れない、
小さくまとまったものになりがち、
ということだね。
あくまで経験則だ。参考にされたい。
2026年08月11日
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キャプテン翼は書けないだろう。
詳しくないと、アオアシやブルーロックは描けないと思います。入れてから出すも大事ですよ。入れてからどうリアリティを削ってロマンを出すかという作業もあると思います。アニメの話なら。
>入れてから出すと、それを破れない
それは偏見だと思います。どっちのアプローチでも破ることは可能でしょうし、ケースバイケースでは。
今そっちが増えたなーと思ったので、
忘れてない?って記事です。