2026年08月02日

【word糞】頁を自由に打つ方法、ルビが欠けるのを解消する方法

wordは糞である。
日本語文書で常識のことをやろうとすると、
相当中に入った操作をしなければならない。

これはプロ編集者の仕事であり、
言葉をどうしようか考えたり、
展開をどうしようか考えたりする、執筆者の仕事ではない。

具体的にいうと、
・先頭何枚かをページ数空白として、本文以降にページ数を打ちたい
・ルビのある行とない行の行間を揃えたい
 (デフォでそろわないんだぜ!)
・ルビが前の行に近づいて欠けるのをそうじゃなくしたい

がパッと出来ない。
こんなん、日本語文書を扱ううえでバグみたいなものだ。


城戸賞応募のさい、これらを毎回調べることになる。
(pdf応募が出来なくて、word原稿しか受け付けないのだ!!!!!)
まじで腹立つので、完全解消法を解説しておく。


・先頭何枚かをページ数空白として、本文以降にページ数を打ちたい

セクションを分けるとよい。
セクションってなに?
どうやらページ数というのは「フッター」に属するものであるらしく、
セクションを分けることで、
セクションごとのフッターを定義できる模様。

手順としてはこう。
1 セクション区切りを挿入して、セクションを区切る。
2 前のセクションと次のセクションは違うものであると認識させることで、
  フッターを違うものと認識させる
3 前のセクションはページ数なし、
  後のセクションはページ数あり、と設定する。

詳しくは、
https://curio-kumegawa.com/office/column-word135/
を参照されたい。

なんなんこれ。
セクションやフッターという定義は、どこに書いてあるんだ?
そしてその専門用語を俺はどうやって知ればいいんだ?
まじで腹立つ。これがUIの悪い例だ。
ジョブスが生きてたら血管ちぎれるレベルだ。


・ルビのある行とない行の行間を揃えたい
 (デフォでそろわないんだぜ!)

もうね、デフォでルビを打つとルビの行だけ行間があく、
というのが意味が分らない。

日本語で標準の表現方法であるルビが、
まともに動かないってなによ。
ハードラックとダンスっちまえ。

その行を選択してから、
挿入/インデントと行間隔の中の、
間隔の項で調整する。

行間……固定値
間隔……数値入力(僕は16.4pt)

数値入力???
そもそも今の行間が何ptか分らないので、
目視で決めるんですってよ!!!!
目視でpt数を指定して!!!!
僕は目視で16.4!!!!!!!
あほか!!!!!
今のデフォを選択させろや!!!!!


・ルビが前の行に近づいて欠けるのをそうじゃなくしたい

で、そうすると、ルビが前の行に押し出されて、
半分欠けてしまうことがよくある。
なんなんこれ。

もうルビごと新しいアルゴリズムつくってくれ。
これを解消するには、
フィールドコードを表示して、直接それをいじる必要があるらしい。

俺は文章を書きたいのに、
フィールドコードを直したり、
インデントの間隔を目視数値入力しなきゃいけないんですって????
あほうか。
ジョブスが生きてたらスカイツリーから身を投げるレベルだ。


ルビ文節を選択、右クリック
→フィールドコードの表示/非表示

でなにやらコードが表示される。
\s\up 9(ルビ文)
となっている部分の数値をいじって、
また右クリック
→フィールドコードの表示/非表示
すると反映される。

これも数値がわからないので、目視!!!!
(フォントによって、6か7か6.5を選んで!)
これを、「すべてのルビ部」でやります。

https://note.com/tkhr1231/n/n25df2dd57fac
にくわしくあるので参照のこと。

ルビ打たせるつもりないだろ。
ハードラックとダンスっちまえ。



日本語の文書として、
常識的なふつうの仕様、
「最初の数ページは空白ページで、
本文に入ってからページ数をカウント」、
「ルビがある行と他の行は行間が一緒」
「ルビは欠けない」
をやるのに、これだけのことをしなければならない。

は?
word糞かよ。
どうやって調べてこれを知ればいいんだよ。

俺たちはセリフのたった一文字を切ったり足したり、
順番で死ぬほど悩んでんだよ。
フィールドコードとか、\s\up 9とか、知らんがな。
インデントの間隔固定値とか、
セクションとか、フッターとかなんなんだよ。
定義はどこに書いてあって、
これはそもそも何をするものなんだよ。

執筆に集中させてくれよ!!!!くそが!


なんで俺は映画を書きたいのに、
開頭手術やんなきゃいけないんだよ!!!!
posted by おおおかとしひこ at 21:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
欧文組版エンジン の理解が必要です。

死語 WYSIWYG(ウィジウィグ)とは、「What You See Is What You Get(見たままが得られる)」の頭文字をとった言葉で、画面で文字を装飾した通りの結果や印刷物、Webページが得られる編集機能やエディタのことです。
直感的な操作:作成中の画面と最終的な仕上がりの見た目が同じなので、初心者でも迷わずに作業できます。

頭の中の 「見たまま」の理解の構造が 違うのです。
欧米人と日本人などで。

日本語ワープロも 東芝や一太郎は 欧文組版寄り
富士通OASYS100 は 次頁で新しいページの画面には、左余白文字・全角空白・右余白文字 でページ行数分 で敷き詰めたのが あらわれます。
全角空白を insert でなく 上書きモード で打ちます。簡易な折り返し改行はしてくれる
このタイプのWYSIWYG は普通に受け入れられた、紙に赤ペンで修正入れる人々に好評。(自分でワープロを打たない)
1文字の修正が 遠距離に波及しにくい 上書きモード、赤ペン校正のワークフローに影響しない。
Z80 MPU 1バイト文字 2バイト文字 が 半角全角 だった時代
---
Wordの 謎の敏感さ、1ヶ所 打って消して 元どうりなのに、1文字送りになり 1ページ追加にとか。

Posted by MMX at 2026年08月03日 10:36
>MMXさん

原理は理解してますが、
wordが日本に輸入されて何年経つんだという話です。
こんな奥底まで理解しない
(理解せずとも使えない)とルビ打てないって、
ツールとして最低。

日本語をまともにデジタルで使うための、
デファクトスタンダードがこれでは、
もうダメとしかいいようがないですね。

僕はMacのWYSWYGから来たので、
とくにWinの仕様は最低に見えます。
仮にそうでないものなのだ、
という設計思想でも構わないですが、
だったら専門用語を一覧できて、
全ての構造を理解できるサイトを構築するべきでしょう。
別にイチから欧文組版を勉強してもよいので。

Adobeの優秀なところは、
全解説マニュアルが充実してるところです。
包み隠さずに奥底まで理解できる。
僕はそれでAEとフォトショを奥底まで理解してるので。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年08月03日 10:46
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