2026年08月03日

【薙刀式】言うと書くの違い

口と手という違いではなく、
本質的に違うよなーと僕は思っていて、
その違いを書いてみる。


これは僕の場合で、
他の人はわからない。
なのでそんなもんなのかー、かもだし、
その通りだ、かもしれない。


内容に複雑さというパラメータがある。

言うのは複雑なことを言うのにむいてない。
中身がごちゃっとなりがち。

書くのは複雑なことに向く。
ごちゃっとしてても、丁寧に腑分けすることが可能だ。
解剖学のメスみたいなのに近いかな。

複雑な事を言うのには準備がいる。
事前に構成を考え、
緩急も計算して、
一気に言わなければならない。
複雑な事を簡単なことに変換し直すのも重要だ。
ある複雑なことは、
このような見方をすると簡単になるのだ、
みたいなことがないと、
複雑な事を複雑なまま言うのは難しい。

逆に、そのような視点の転換の発見があると、
言うことは発見を伝える事になるよね。
格言というのはそういうものだと思う。
格書というのはない。あくまで言うのだ。
(あるとしたら覚書かなあ。格言ほど短くないよな)


これは、
「脳内に想起できる量」が関係してると思われる。
言うはリアルタイムなので、
それで処理できる量が上限なのだろう。

一方書くことは、
読み手が行ったり戻ったりできるので、
比較的脳内想起量を大きめに設定できる。

たとえばこれから書く事を箇条書きや表にして、
それぞれはその一部である、
という風にしておけば、
かなり大量のことを迷わずに書けるし、
読めると思う。

言う、聞くでは、時々前提忘れちゃうよね。
(だから火サスでは、1時間過ぎに、
これまでの事件のあらましをまとめるパートが存在した)


さて。

僕は、言うレベルのことはスマホのフリックで書く。
書くレベルのことは薙刀式で書く。

言うレベルやろ、とフリックで書き始めて、
見積もりが甘くなり途中で複雑になっていって、
困ることも多々ある(今これはバーガーキングでフリックで書き始めて、
少し困っているw)が、
最初から複雑な話になるなーと予想される時は、
薙刀式を構える。

使い分けだね。


書くレベルの事をうまく洒脱して、
言うレベルまで凝縮できたら、
スマホかなあ。
スマホって電話だから、言うのに隣接してるから?
そこはそんなでもないか。
ポケットから出してスッと書きやすいのがでかいね。

書くのは、たとえ手書きでも、
紙とペンが必要で、
むかしは小さなメモ帳を尻ポケットにいれて、
いつでもアイデアをメモしてたなあ。
(今はスマホのevernoteのほうが速い気がする)

言うのがすぐ言える。
書くのはすこし構えが必要。
言うのは簡単なことまで。
書くのははなから複雑な事が扱える。

あと、言うのはひといきレベルまでしか言えない。
せいぜい20〜30分で尽きる。
書くのは、それこそ8時間は座ってられるかな。
もちろん、小一時間とか、刻んで刻んで書くことが多い。
人間の集中力の基本単位は15分だからね。

言うのはせいぜい2ターン、
書くのは10ターン以上持つってことだな。



というわけで、
書きたい時には、フリックは使わない。無理だと知ってる。
そしてqwertyローマ字も使わない。
無理だと分かっているので。

言いたい時は、フリックかな。
今ここに薙刀式があれば、
薙刀式でもやっちゃうかも。
今バーガーキングで、カバンからノートを出して開くのが面倒。
その手間を惜しんだせいで、
ここまでフリックで書く羽目になったwww

たぶん薙刀式なら、半分程度に楽できたろうなー。
失敗したわwww


この文体は、言う文体?書く文体?
中間くらいかな。

脚本論はもっと書く文体で書いてる。
書くというより、述べる、議論する、にちかいかな。


脳内発声がある人は、
言うがベースなのかなあ。
書くことは言うの記録にすぎないと思うのかしら。
同じ文字化するときに、
口語調でいう感じに書く、
文語調で書く、程度の使い分けしかしてない?
そんなことないよね。

口の立つ人が書くのは苦手、とよく言うけれど、
そもそも書く文体が身についてないから苦手なのでは、
に1票を入れとくかな。
posted by おおおかとしひこ at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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