前記事までで、
書くことは単なる出力ではなくて、
次に書くべきことへの入力である、
などという話をした。
これが壊れるのが、コピー打鍵だ。
入力は他人の話で、
出力はそれをすること。
一方書くこととは、
自分のものを出力すること(ここがまず一つ違う)、
そしてそれを入力として、
次を出力すること(ここがさらに違う)。
コピー打鍵と創作打鍵は、
他人の言葉と自分の言葉、
というのが大きな違いのような顔をしているが、
それだけじゃなくて、
入出力関係が違うよね、というわけだ。
コピー打鍵は入力チャンネル1、出力チャンネル1、
書くこと=創作打鍵は、
入力チャンネル2、出力チャンネル1、
というわけだ。
(以前聞いた他人の話を引用したり、
それを元ネタにしたりしたら、
入力チャンネルは3以上になることもあるね)
この構造の差が決定的なのではないかしら。
コピー打鍵では、
今書いたことで次は変化しないからね。
良い筆記用具というのは、
このフィードバックループを回しやすい配列である、
のように定義できないかな。
qwertyローマ字はコピー打鍵最強、
というのはいえても、
創作文で便利で最強とは思えない。
コピー打鍵と創作打鍵の機構が違うから、
同じ尺度で評価できないとしたら、
コピー打鍵最強と、
創作打鍵最強は因果関係がないかもしれない。
qwertyローマ字は手の動線が複雑で、
疲労しやすいバランスであり、
かつ手数が多いから、
フィードバックループを効率よく回すのに向いていない。
抵抗が少なくするする回る感覚の配列が、
書くのに向く配列だといえる。
摩擦や抵抗みたいなのが少ないのが、
書ける配列、だと思われる。
つまり言いたいのは、
qwertyローマ字は実質コピー打鍵最強だが、
それをもって、
書くことにおいて、
qwertyローマ字で十分とか、
qwertyローマ字がベストとか、
言えないよねということかな。
また、新配列がコピー打鍵競技で結果をイマイチ出せてないのも、
創作文に関する要素を、
競技では考えなくて済むからかもしれない。
2026年08月04日
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