2026年08月14日

【薙刀式】配列の美しさと実用性

これ、両立するんかな?


配列図が美しい、
つまり「視覚的に分かりやすい」と、
その配列は良さげな気がする。

美しいことは機能的である、
のように錯覚してしまう。


たとえば流線型のボディは美しいから、
それは機能美の結果だと思ってしまう。

ところが新幹線のぞみで採用されたカモノハシスタイルは、
見た目には美しいデザインとは思えない。
しかしあれはGAで作った設計らしいんだけど、
空力的にカルマン渦ができにくく抵抗が少ないらしい。

飛行機の水平翼のはしっこに少しだけ返しがあるのは、
デザイン的に好きじゃないんだけど、
あれがあることでカルマン渦の発生が収まり、
抵抗が減るんですってよ。

見た目の美しさが機能的に美しいとは限らない。
逆も然りだろう。


清濁別置のカナ配列は見た目はよろしくないが、
機能的には素晴らしい。
大西配列のZXCVは美しいが、ザ行の機能を削いでいるので、
ローマ字機能的には美しくない。
ローマ字配列で、母音が一列に並んでるのは視覚的に美しいが、
二重母音をアルペジオで取った方が楽なので、
二段に積む方が機能的には美しい。
けど視覚的には美しくなくなる。


最も見た目が美しい配列はなんだろ?
つばめ配列かな。
だけど機能的には美しくないかもね。

最も機能的に美しいのは?
漢直とか薙刀式の編集モードかな。
でも見た目にはぐっちゃぐちゃだ。

見た目の美しさ(理解しやすさ)と機能美の、
一番いいバランスは大西配列だと僕は考える。
流石デザイナーの作だ。

メジロ式も、見た目も機能も美しい。
わかりやすさ(というかqwertyから理解する量が増えないこと)
だけ大西配列に席を譲るかな。
短縮入力とかやりはじめるとわかりやすさがさらに落ちていくし、
そこがキモでもあるからねえ。
機能的にはかなり美しく感じるが。


配列図一覧みたいなのを昔は作ろうと思ったんだけど、
どれも見た目だけでうわーってなっちゃうので、
あんまりメリットないなー(こわがられる)と思った記憶がある。

実際のところ、
見た目の整理と、ブラインドタッチの整理は全然違う。
ブラインドタッチ前提のものを、
見た目で判断する矛盾よ。


たとえば視覚的に美しい行段系ローマ字なんてすぐできて、

PWRYM 「」『』…
HNTSK AIUEO
BXDZG ー、。?!

でいいよね。

でもこんなの、Aが使いにくい、句読点使いにくい、
Y系拗音使いにくい、Nの左薬指連打で死ぬ、
ショートカットどうすんの、
なんてすぐに分かってしまい、
機能的にはうんこであることがわかる。



逆に、触覚的美しさというのはどういうものだろう?

指ごと、エリア毎に役割が分かれたものかな?
連動感覚がよいものかな?

新下駄の二連接で両手ともアルペジオになってるやつ綺麗だよね。
僕は扱いきれないけど。られ、おも、とかあった気がする。

連接のロール方向がそろってるのも綺麗よね。

あるいは、中央指をよく使うのも、機能的に美しいといえるかもね。
ヒートマップのガタガタしてない、
なめらかな綺麗さもあるかもしれない。


 ドブネズミみたいに美しくなりたい
 写真には写らない美しさがあるから

と甲本ヒロトは歌った。(リンダリンダ)

見た目の美しさ以外にも、美しいという概念はあるのだ。
そういうものを、うまく評論できるようになりたい。

使ってみた感じの実用性ですべてが決まるのが、
配列というものだけど、
実用的美しさってなかなか言葉にできず、
ドブネズミみたいな配列図は、
人をドン引きさせてゆくw
漢直の配列図とか無理だよなw


薙刀式やワンショット漢直の配列図、
編集モードの配列図、あるいはその他の新配列の配列図を、
なんとかして見た目に美しく描きたい。
フォントの美しさや線の太さ細さでは無理で、
情報の整理の時点でかなりつまづく。
n階立ての見取り図を直感的に描くのは難しい。

東急渋谷駅は、地図の見た目も機能的にも最悪だ。
それとは違うんだよってなかなか言えない。
posted by おおおかとしひこ at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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