薙刀式の延長線上であるワンショット漢直は、
話題の語の漢字であるよりも、
つなぎの語的な漢字を中心に使うのだ。
つなぎの語的な漢字と言われてもよくわからないと思うので、
実例で示す。
カベウチドリさんのツイートを引用して、
ワンショット漢直で打つ漢字だけ下段に動かしてみよう。
て ったんだけど、
見 思
で伝える概念ってだいたい内容語じゃない?
漢字
概念にして伝えるの、
最小
わりかし しい がする
難 気
た「qwertyローマ に だけ薙刀式」
前見 字 一手
はすげえ い がした
良 気
内容語(≒話題の語)は、
漢字、概念、内容語、概念、qwertyローマ字、薙刀式
あたりかな。
このうち「漢字」は僕のこだわりでワンショットに含んでるので、
例外的として、
これらは話題(内容)によっていくらでも変わりえるが、
その他の漢字はつなぎの語のように、
どんな話題でもよく出てくる、
概念と概念の繋ぎになりがちな漢字たちだ:
見、思、最小、難、気、前見、字、一手、良、気
4字だけ漢直というアイデアだと、
この中で1回「思」を使うときだけ得するね。
まあこれはあくまで得する経験という意味での体験版なのだが、
ワンショット漢直で打てる漢字は、
このように、
つなぎの語的な漢字なわけなんですよ。
おそらくだが、
内容語のほうが同音異義語が多いだろう。
その同音異義部分はワンショット漢直では救えない。
しかし、
見て思う/やってみて思う
良い/いい
なんかの書き分けはIMEを通過せずに書けてしまうのだ。
もしこれが意図通りに変換しなかったら、
思考のスピードにかなりブレーキがかかる部分になってしまい、
トゲが刺さったようなノイズが頭に来てしまう。
そういう意味で、内容語と内容語のつなぎの部分、
広義のつなぎの語で使われる漢字が、
ワンショット漢直の主戦場であることが分る。
ちなみに上の3行で同様に分解してみると、
そういう で、内容語と内容語のつなぎの 、
意味 部分
広義のつなぎの語で われる が、
使 漢字
ワンショット漢直の主戦場であることが る。
分
広義のつなぎの語を下段に落とすと、
内容語 内容語
そういう意味で、 と のつなぎの部分、
広義 つなぎ 語
の の で使われる漢字が、
ワンショット漢直 主戦場
の であることが分る。
だね。
内容語と、それ以外の繋ぎブロックみたいに分かれるわけだ。
これを見ると、「広義」「主」あたりも、
ワンショット漢直に欲しくなる。
実は「広」「狭」「主」「副」は、
収録を検討した漢字だ。
でもそれ以外の熟語ネットワークが弱くて、
収録を見送った経緯がある。
ダンバー数150を上限とする実験なので、
面を増やしてよければ収録候補字だなー。
つまりワンショット漢直は、
薙刀式の延長なわけだ。
話題の語は置いといて、
その間のつなぎの語を打ちやすくし、
さらにそのフレーズごと漢直を含んだ、
拡張つなぎの語=つなぎブロックとして打ちやすくしている、
という戦略であることがわかる。
で、もし熟語を形成したら、
内容語にもなれていいなー、くらいのスタンス。
たとえば「一手」とかだね。
これも元の文では「一手だけ」のような、
「一手だけ加えるとすると」みたいな、
繋ぎ的な言葉として使われているわけだ。
こうやって、徐々に繋ぎ的な言葉なんだけど内容語でもある、
みたいなところへ踏み込むのは面白いかな。
こういう設計方針は、部分漢直ならでは、
ではないかしらね。
聞いたこともない設計方針よね。
2026年08月15日
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