2026年08月20日

【薙刀式】縦書きとフォントの話

そういえばみんなあんまりフォントの話しないね。
手書きの書体に近い、
重要な要素だと思うんだけどね。


僕は縦書きの時は、大体教科書体を使っている。

なんでかというと、
「前の字の終画が、次の字の始画につながる」
感覚になるからだ。

一応筆文字由来の教科書体は、
筆の感覚に近いということを利用している。

筆でつないで書くときの理想は、
「前の字の終画が、次の字の始画につながる」
だと思う。
これでようやく続け字になるというものだ。
しかしフォントだとそれは難しいので、
僕は教科書体で、それを少なくとも感覚として持っておきたいなあ、
という感じだね。


ほかにメジャーなものには、
明朝体、ゴシック体がある。

明朝体はもともと木版印刷用の書体で、
木に彫りやすいように直線が多くて、
始画にグッと掘り込みがあるわけだ。
ゴシック体は欧文フォントの、
同じ幅の文字に影響を受けてつくられたものだ。

つまり、明朝、ゴシックともに、
本来の筆の続け文字の日本語を書くためのものではない、
というのが僕の認識なので、
(もちろん小説とか脚本とかは明朝の縦書きなんだけどさ)
なんとなく教科書体を使ったら、
続け字っぽく書ける気がしたので、
ずっと使っている、という感じかな。

ただ教科書体は、
英字にすこぶる弱い。
アラビア数字もダサい。
なのでなるべく英数を使わないように書く癖がつく(笑)。
こうして、日本語だけに特化していく、
という流れになっていくね。(笑)


源明朝は、フリーフォントとして有名で、
大体同人小説はこれを使っているんじゃないかな。
はんなり明朝も好き。
なんか繊細でいいよね。

たまに新聞明朝とか使うと、
ルパンみたいな事件ルポタージュ風の文章が書きたくなるよな。

フォントは内容に影響を与えると思う。
丸ゴシックなんか使った日にゃ、
子供むけの内容になってしまうだろうね。


ゴシックは硬い文章に合う。
明朝はフラットになんでも合う。
教科書は柔らかい文体に合うと思う。

たまにはエディタのフォントを変えてみ?
内容や温度感は変わってくるぞ。
posted by おおおかとしひこ at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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